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アブデュルハミト

実在人物についてあまりネガティヴなことを書くのはいかがなものかと思うのです。特に見た目とかそういうものについては。

でも、アブデュルハミトについては「暗い!」って以外の感想が出てこないんですよね。写真が何枚かあるんですけれど、考えが空洞なのか、相手をいぶかしんでいるのかってそういうイメージしかありません。

もちろん、オスマン帝国近代化のための最後の切り札的だったミドハト憲法を君主大権で握りつぶして、専制体制に戻してしまって、しかも彼の時代でオスマン崩壊を決定づけてしまったので、治世そのものも暗い感じはあるんですけれどね……。
あ、そこまでは行きません。ミドハト憲法公布自体が1876年の話ですので。

やってきたことを考えると、あまりよく分からないアブデュルハミトと比べて、エドワード7世の方がダメ過ぎるんですけれど、何かエドワードは陽性に取れるんですよね。
アブデュルハミトは陰性というか暗いというか。

でも、意外とそういう人物の方が色々考えていると「実はこうなんじゃないかなぁ」と思える部分もあったりします。
この話、今のところみんないいヤツばかりな感じがあるので、アブデュルハミトにはちょっと嫌な奴的な感じに振る舞わせたいと思っていますが、さて、どうなるでしょうか。

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