リュインフェア「く～！ 姉さん達ばかり目立って狡い！ 一体、リュインフェアちゃんはいつまでヴェールに覆われ続けていればいいわけ！？」
サリュフネーテ（ヴェールに覆われ続けて……？ 物凄く薄い透明なヴェールなのかな？）
リュインフェア「ということでお便りを紹介します！」
サリュフネーテ（どういうことだ！？）
リュインフェア「まずはサンウマにお住まいのメリスフェールさんからのお便りです。うん、メリスフェール？ まあいいか。えっと……？ 『コルネー出身の男性は随分女性の顔を気にしているように見えますが、面食いが多いのでしょうか？』という質問です」
サリュフネーテ「確かに、三章三話でフェザートがレミリアを『美しくない』と評していますし、九章七話ではレファールがルビアについて『美しくない』と思っています。コルネー王クンファはメリスフェールの年齢を無視して、顔だけで花嫁に選んでいますね。他の国の人はこういうことをしていないので、コルネー人は女性の顔を見る傾向が強いのかもしれません」
リュインフェア「はいはーい！ リュインフェアちゃん、分かっちゃった！ コルネーの人物の名前や、地名などは化粧品から取られているから、コルネー人は美にこだわるんだと思いまーす！」
サリュフネーテ「レファール、フェザート、クンファのネーミングは化粧品とは関係ないですけどね」
リュインフェア「ぐはっ！」