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継続維持のために締め切りを

皆さんお疲れ様です。
暑い日が続きますね。吹き出た汗が気化しそうです。
みなさんは、小説書いてますか? 
書き続けるのは大変ですよね。
ライターや作家に「原稿を書くモチベーションって何ですか?」と聞かれたら、おそらく皆、口を揃えてこう答えるでしょう。

「締め切りです」

きっと、即答です。
イギリスの登山家ジョージ・マロリーも言ったではないですか。
「なぜ、山に登るのか。そこに、山があるからだ」
物書きも同じ。
「なぜ、書くのか。そこに、締め切りがあるからだ」

締め切りがなければ書けないのか。
きっと、書けません。
締め切りがなければ作ればいいじゃない。

フランスの哲学者ジャン=ジャック・ルソーの著書『告白』に記されてた、「ついに『百姓どもにはパンがございません』と言われて、『ではブリオッシュを食べるがよい』と答えたという、さる大公夫人の苦し紛れの文句を思い出した。」の如くに。
ちなみに、「さる大公夫人」はマリー・アントワネットのことではありません。
『告白』が執筆されたのは、1767年8月ごろ。
マリー・アントワネットはまだ11歳。オーストリアのウィーンに住んでいました。
政略結婚でパリに行き、後のルイ16世と結婚するのは約3年後。
マリー・アントワネットは、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」とはいっていないのです。

話を戻しまして。
カミュ『異邦人』の如く、書けない理由を「太陽のせい」にしたいのは本音ですが、感想書きの私にも、手近に締め切りを設けなければ、書くペースがあがりません。

そこで、現在書き溜めているカクヨム甲子園2024の感想を、7月末に公開することにしました。
今月末を締め切りにして頑張ろうと、自分自身を鼓舞するために。
それに、貯め過ぎると、公開するとき自分が予約設定するのが困ることになるからです。
そのときには、180くらいあるはずなので。
定期的に公開しないと、それだけでも負担になります。


8月はどうするのか考えていませんが、次の締切日を自分で設けたいと思います。
自分を追い込まないと、やる気に満ちた高校生の作品の凄さに押されて、私が負けてしまいかねません。
読めば読むほど、いい出来だよねと思える作品に出会います。

というわけで、頑張って読んで書き溜めていきます。

ありがとうございました。


2件のコメント

  • 若人への熱意、いつも尊敬いたします。
    ですがこれから更に暑くなりますので、無理をせずくれぐれもご体調にはお気をつけくださいませ。
  • ご配慮に深く感謝申し上げますとともに、十分留意しながら、
    無理と無謀を履き違えないよう続けていきたいと考えています。
    犀川様におかれましても、どうぞご自愛ください。
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