春日東風

このエッセイは、個人の身辺雑記を含みながら、それだけに留まらず、普遍へと通じる内容を含んでいます。興味がある内容があれば、ぜひ、ご自分で考えを進めてみてください。

主人公とヌイグルミ（なぜか人語を解する）が、世の中の様々なことに関して話し合う、対話形式の物語です。 「女の子とウサとの哲学的会話」の姉妹版です。 本作の主人公は中学生の女の…

小学生の女の子と彼女のヌイグルミの哲学的テーマに関する対話編です。 子どもはみんな哲学的なことを考えています。この世の中、この世の外のことが、不思議で、納得が行かない。わたしも…

高校を卒業したわたしは、クリーニング業界に就職した。そこは大いなるクレームの世界だった！　次から次に現れるクレームの数々、様々な客に翻弄されながらも、何とか業務をこなそうとする。…

高校生の女の子と人語を解するヌイグルミが、世の中的あるいは非世の中的な事案に関して、語り合います。タイトルに「哲学」とありますが、難解な哲学用語は一切出てきません。気楽に読んでみ…

200文字で書かれた超掌編小説です。200文字の中に、笑いあり、涙あり。一話30秒で読み終わりますので、お気軽にどうぞ。

心からあふれたひとしずく。それが、言葉という豊かな大地をうがち小さな海を作る。それはとても小さなものだけれど立派な海だ。母なるものだ。その母から生まれたもの。それを詩と呼ぶことが…

オレの名前は加賀見トール、小6男子だ、よろしくな。オレの友だちの西宮スグルはちょっと変わったヤツ、いっつも変なことばっかり言っている。オレたちはなんでか馬が合って一緒にいるんだけ…

数年前に一方的に別れを告げられた女の妹から、誠司は、ある日、電話を受ける。 「姉が亡くなりました」 それを聞いても大した感慨を持たない誠司に、彼女は葬儀に来るようにと言う。 そん…

中学三年生の小宮山結子には、同い年で幼なじみの男の子が一人いる。岩瀬大和。結子にとって、大和は単なる幼なじみで、恋愛感情などは微塵もない。結子にはちゃんとカレシもいる。しかし、二…