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作品応援感謝です!&映画感想

ごきげんよう、鹿島です。
毎度毎度のことながら、推しメン原案小説コンテストに参加している拙作「永久連理のネオバビロン」の宣伝と応援やレビューへの感謝を。
この作品、本当にただただ自分のやりたいこと、自分の思う最高のバディのあり方を詰め込んだのでわたくしのTwitterでの宣伝で読んで面白かった!とかここが良かった!とか言ってくださることが本当に励みになります。
レビューも本当にありがとうございます。☆を付けない、という選択肢がある中で1つでも貰えるというのは凄いことですから。
素敵なレビューを頂いていて、こういうものはやっぱりすごく自信になるというか、自信が無くなった時にふと思い出して「大丈夫」と自分を奮い立たせるためのお守りのようなものです。
大丈夫だと、噛み締めて新しい原稿に取り掛かっています。

先日、映画「アムステルダム」を見てきました。
どうしても絶対見る!と決めていた作品だったので、当日ドキドキしながら劇場に向かいました。
本当に素晴らしい作品でした。愛らしい音楽に、柔らかい光の差す古き良きアメリカの街並みの数々。キラキラしてる小さなおもちゃ箱みたいな始まりにくぎ付けになりました。1933年を舞台にWW1の復員兵に焦点を当て、男女3人の友情を描き、過ぎ去る「古き良き時代」を見送る作品。
私は男女3人の友情がマジで本当に死ぬほど好きなので、この作品が主役3人をどう描くのか楽しみで、怖くもありました。
映画「アムステルダム」のオチは、個人的には凄く悔しかった。
ただ、それはこの映画が史実を元にしているという性質のためにこういう落とし方にするのが誠実だったのだと思う。
現実に対して責任を取るというか。
現実にきちんと向き合った作品と言うか。
まさに「間違った神」を追いかけなかった結果。
現実に対して本当に、すごく正直に向き合って誠実であろうとして責任を取った作品だった。
「アムステルダム」の終盤のセリフや独白は今の社会を批判する言葉のようにも聞こえて、その中には確かに芸術や愛が尊いものであってほしいという確かな祈りがあって、その意味でも本当に現実と、そこに生きる私たちに向き合った作品だと思う。
だからこそなお今の社会を見渡してこの作品の落としどころにいっそうに悔しくなった。
ほんとうに、個人的にすごく良い映画でした。
前半に出てくる、アムステルダムで3人が子供みたいにはしゃいでいるシーンとか本当に涙が出るくらいに幸福で、画面を通して「幸福」っていうのを映像で表したらこうなるんだよ!ってたたきつけられる感じ。


今、すごく、私の「アムステルダム」を書きたい気持ちがあります。
少し時間はかかると思うけれど。
必ず。

ということで映画「アムステルダム」、好きかもしれんと思った方はぜひ見に行ってください。

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