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ミネルヴァ、あとがき。

 本日午後12時、「エンドロール」を投稿したしました。
 これにて完全完結となります。半年もの長い間、本当にありがとうございました。m(_ _)m

 小説家になろうでの話になってしまうんですけども。
 元々はシリアスな話をじっくり考えるのが好きなのですが、エッセイや活動報告ではノリと勢いだけでやっておりまして、その「ノリと勢い」でポップでコミカルな話が書けないものかと挑戦したのが、この『トイレのミネルヴァは何も知らない』になります。

 もともと、恋愛要素を含む作品しか書いたことはありません。
 ……というより、自分は「恋愛要素のあるファンタジー」を書いたつもりでしたが、実は「ファンタジー要素のある恋愛」を書いていたのかも、と思ったんですね。
 で、恋愛を真ん中に据え、はっきりと「恋愛物」と意識して書いてみることにした訳です。

 そして「1時間目」を書いてみて、思ったよりこのキャラ達が気に入ってしまいました。
 もともとキャラへの思い入れは強い方です。続きを書きたいと思うかどうかは、私自身がそのキャラのその後を知りたいかどうか、という感じですね。

 で、知りたかったのですが、すぐには覗いても何も見えず
「んー、じゃあそのうち」
と思っていたら、GW最終日に突如「2時間目」が降ってきた(笑)。

 で、悩んだ挙句、アカウントだけ取って放置していたカクヨムに持ってくることにしました。
 知っている人が殆どいないところで好き勝手書いてみたかったんですね。

 ただ不安だったので、暴走気味に書いた「2時間目」はなろうでの知り合いの方に事前に読んでもらい、アドバイスを頂きました。(好き勝手と言いながら気がちっちゃい)
 それだけでなく、この方はスマホを持っていない私のために、「あらすじが途中で切れるからこう直した方がいい」など教えてくださいました。

 また、そもそもカクヨムでやってみようと思いついたのは、以前ある方に「カクヨムでもやってみては」と声をかけて頂いたからです。
 また、この方にはカクヨムの仕組みなども教えていただきました。(知らない場所でと言いつつ分からな過ぎてもアレなので……やはり気がちっちゃい)

 そしてまた、ある方は作中のキャラについて頻繁にコメントをしてくださり、「読者からはそう見えるんだ」といろいろなことに気づかされました。
 そのおかげで「新川透の友人・ノア」が生まれました。結果として微妙に足りていなかったピースが当てはまり、新川透というキャラがより明確になりました。

 知らない世界で、と言いつつ、結局は知っている方々の力をお借りしつつ、この作品はできあがりました。
 お三方、本当にありがとうございました。

 そして読んでくださる方々がいらっしゃったおかげで、自分が望む完結『とぅるーえんど』まで書ききることができました。
 結果として、想像よりずっと多くの方に読んでいただき、本当に嬉しかったです。
 足を止めてくださった方々。応援してくださった方々。
 そして、最後までお付き合いしてくださった方々。
 本当にありがとうございました。

   * * *

 ……さて。あとがきも書いたし……。φ( ̄▽ ̄*)

「お邪魔します」

 はっ!? Σ(゜o゜;)

「こっちでいいんですよね」

 な、な、何でだ! 莉子ちんが開けた穴はちゃんと塞いだのに!
 どうやってここに来た、新川透! ( ̄Д ̄;ノ)ノ

「独自ルートをこっそりと」

 独自ルート……。( ̄o ̄;)

「いざというときのために作っておいたので」

 こえーよ! 何の「いざ」だよ! \(`△´;)
 用意周到もほどほどにしないとドン引きだよ。

「拝聴しておきます。で、ちょっと不満があるんですけどね」

 あーん? どこに不満が?
 大団円でしょうが。( ̄皿 ̄;)

「恋愛物の『とぅるーえんど』というと、結婚式では?」

 あんた、いつの時代の少女漫画を参考にしてるの? ( ̄- ̄;)
 イマドキ女子はそんなもんに憧れは抱いてないぞー、多分。

「そうですかね」

 そうそう。
 ……何、ひょっとして不安なの? ちゃんと結婚まで持ち込めるか? だから書いといてほしかったの?
 ぷぷぷ。(`艸´;)

「作者の台詞とは思えないな」
 
 まぁ、これからもイロイロあるだろうねぇ。すんなりとはいかないと思うよー。
 だいたい結婚したって離婚できるし。( ̄^ ̄;)

「身も蓋もない……」

 そんなモノでは莉子ちんは縛れない。通用しないよ。
 君自身が言っていたように、茨の道を選んだんだから。d( ̄~ ̄*)

「……でしょうね。まぁ、どうにかしますよ」

 どうにか? (・_・;)

「俺以外は選べないような……」

 だから怖いっての! Σ( ̄Д ̄;)
 莉子ちんが「選べない」ようにじゃない、「選ばない」ように努力しなよ!

「……なるほど」

 頑張ってねー。一応、応援してるからさー。\( ̄▽ ̄*)

「一応……」

   * * *

 ……という訳で、莉子ちんに逃げられないための試行錯誤が続く、と思われる新川透でした。
 もうちょっと、意識改革は必要そうだけれども。~~旦( ̄~ ̄;)

 改めまして。
 『トイレのミネルヴァは何も知らない』を読んでくださった方々。
 本当に、ありがとうございました。
 久しぶりに、楽しく書くことができました。

 とても幸せな半年間でした。感謝です。m(_ _)m

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