どうもご無沙汰しております。胡麻かるびです。
近況ノートで何かしら書いていきたいと宣言してから早11ヶ月が経過しました。
実を言うと、書いては止め書いては止めを繰り返しています。
プロのラノベ作家となったものの、最後に自著が刊行されたのはもう13ヶ月前。
Vエン2巻が2023/6/20発売で、それ以来まったく新刊無しですね。
嗚呼、さみしや。
これでも8年前は年間100万文字ペースで書いてました。
それらの作品はさほど人目に触れるでもなく、本当に自分の好きと自キャラの行く末を見守るために書き続けたようなものです。
あの頃はあの頃でまた別の葛藤はありましたが、それでもなんかこう、創作活動そのものに没頭していられた気がする。
それがいまやどうでしょう。
真実を語るとすれば、まったく没頭できない。
最早書き溜めも中途半端な作品を「えいやー」と投稿しちゃったほうが、誰かしらの反応があって、その結果、読み手がいることの責任感から「もう止まれねえ」の感覚でノンストップ投稿ができるのだろうか。
でも、見切り発進で投稿するのももったいない気がして。
うーん。
まぁそんな日々の繰り返しです。
そういえば、Vエンに関しては少年ガンガン本誌でコミカライズが始まっています。
現在、最新8月号で5話まで掲載されました。
ちょうど「Case.1 ‐方舟へみちびく女‐」が終わったところですね。
単行本1巻も今年9月に発売されるそうで、ついに漫画家さんのおかげで自分が原作を書いた漫画単行本が本屋に並ぶというわけです。
とても喜ばしいですね。
ガンガン連載作一覧 >
https://magazine.jp.square-enix.com/gangan/introduction/ 一応、プロ作家かつ漫画化経験済み作家となったわけです。はい。
とはいえ、私のもとに作家らしい充実した仕事が舞い込んでくるわけでもないんですがね……。
これは本当に。現実的な話で。
行動を起こさない作家はそれ相応にしか仕事がないのが現実です。
具体的にどういう意味かというのは、きっと出版経験のある作家さんにはわかる話かなと思います。
同じレーベル出身の作家さんの中には、プロの実績をもとにYouTube漫画のシナリオを引き受けたり、出身レーベルに仁義を切るのは当たり前ながら、別レーベルに自分を売り込んで出版の手を広げたり、まぁいろんなことをされている作家さんがいるんだとデビュー1年半の中で思い知りました。
去年、ちょうどKADOKAWA謝恩会で知り合った超ベテランの先生も「今の時代、打席に立ち続けることが大事」とアドバイスをしていただきました。
はぁ~~確かにこれだけ刊行作が多く、何がヒットするかも読めない時代なら、それもそうだなと思いました。
じゃあ、胡麻かるびは何をしてるのか、というと
本当にただ書いては悩み、書いては悩みの繰り返しです。
自分は小説という媒体が好きで小説を書いています。
アニメもさほど熱心には見ないし、漫画もお気に入りしか読みません。
だからこそ小説媒体でもっと面白い作品が書きたいと思って、ひたすら小説を読みます。
とにかく海外ミステリ好きで、だいたい最新作から古典まで読みます。
芥川賞とか直木賞とか本屋大賞とか、だいたい網羅します。
そしていざ自分の作品と向き合ったとき。
うーん……。
というわけですね。
はてさて、どうしたものか。
きっと胡麻かるび名義で、かつなろうではないこの場所の近況ノートを読んでいる方はきっと古くから私を知っている読み手なんだろうなと思います。
なので本当の近況報告がてら、この葛藤をひとまず書き綴ってみました。
「あなたが書くこういう物語が読みたいよ」
っていうのがあったらぜひ教えてくださいね。
まぁ何もなくても、いつでも足掻いて這い上がっていく気質なので、そのうち何か投稿をはじめるかもしれませんが。
それではまた。