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2025年02月19日の、『奴隷のエルフと強欲な公爵』の解説①

平素駄文をご覧いただきありがとうございます。
日頃、応援やフォローを頂き、それを励みに執筆をさせて頂いています。

本日より、新規連載を開始しました。
乱立し続けてどれも完結せずにいて申し訳ございません。

本作は仕事から帰る途中に突然思いつき、設定や恒星が浮かんで帰宅してから一気に3話書き上げたものになります。
相変わらず突発的に書き散らしてます。

ここでは、一旦ストーリーを整理していこうと思います。
冗長とならないようにできるだけ描写を削って書いているため、補完の意味でご覧いただければと思います。

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■背景
舞台はアウストロ王国という異世界の国です。
この世界では最も強大な国の一つであり、周辺の国々を併合しながら領土を今も拡大し続けています。
中でもバルバロイ公爵領は最も強大な軍事力を有しており、加えて経済も発展していることから王国内でも非常に強い力を持ちます。
メルフェーヴの丘を境界として、領地に面した樹海地帯にはエルフの国キリオウスが存在し、その中でも奥地にクラウシアの生まれ育ったランベルの森が存在します。

アウストロ王国の広大な領地は近隣の国々を併合し続けたものであり、元の国の文化レベルが場所によって異なることもあり、場所によっては17世紀の欧州のような環境であったりしますが、バルバロイ公爵領は突出して近代化が進んでいることから19世紀レベルの科学技術が存在しており、蒸気機関だけでなく燃料機関を実装した自動車も存在します。しかし、バルバロイ公爵領も急速に技術発展をしながらも、土地は広大であり農業を行っているような田舎風景もあります。
バルバロイ公爵の城は、あえて郊外の恐ろしく広い土地の中にポツンと築城されており、その浮世からの隔絶された様子が国の人々の畏怖にも繋がっています。

■人物
〇ランベルのクラウシア
キリオウスの軍を率いていたエルフの女性。エルフの中でも特に美しいといわれる女性。
美しい薄く金色を帯びた長い髪を靡かせながら戦場を駆ける姿は、敵も味方も一様に魅了される。
細く引き締まった身体に対して年々胸部が大きくなっているらしく、衣服や甲冑の仕立てに苦労されたらしい。本人は邪魔で難儀している。

〇ギュンター・バルバロイ公爵
王国貴族の最上位の公爵であり、王国東部のバルバロイ領を治める。
とびぬけて背の高い大男であり、マントを纏う姿は赤銅色の髪と顔の半分を覆うような髭と相まって噴火した火山が歩いているように見える。
軍事だけでなく経済や技術にも明るく、非常に知識の豊富な賢人であるとされる。
一方で会話は完全に人間性が無く、合理性に口がついているような人物であるため、仕事以上の関係性を持つ人物はほぼいない。

〇メルダ
公爵の秘書。ダークエルフの女性。
浅黒い肌に銀色の髪のコントラストが美しく、整った顔を飾る。
切れ長な金色の瞳の目は時に柔和に、時に鋭く輝く。
とても頭の切れる人物であるが、家政婦長が不在であることから副長を含め全員の管理に手を焼いている。

〇フェレール
城の家政婦副長。人間の女性。
大きな丸い眼鏡とかけて眺めの黒髪を結ったいかにも真面目そうな容姿だが、実際には落ち着きがなく子犬のようにバタバタと喧しい。
人懐っこい明るい性格だが、仕事となると急に副長のスイッチが入る。

〇アリエス
城のメイド。人間の女性。
クラウシアよりも背が高いが、休憩時は猫背になるため少し身長が下がる。
はねっけのある赤髪で、仕事中は結ってあるが休憩になると髪を開放してぼさっとなる。
休憩中は専ら窓辺でタバコを吸いながらぼんやりしている。片頭痛持ちなのに喫煙をするため余計痛くなる。
にらみを利かせた表情で行動も少しがさつなため、初見では怖い人の印象を受ける。しかし、付き合うと面倒見のよさや気の利き方で職場では馴染んでいる。

以上
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裏設定が長すぎて面倒かもしれませんが、見なくても読んでいけるような文章を心がけていきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

ここでは容姿などについて書いていますが、今後本編でそれぞれの人となりにフォーカスしていこうと思っています。
イラストも、後々自分で頑張って描いて近況ノートに載せていこうと思います。

長い長い物語になりそうな予定ですので、気長にご覧ください。

では、次は物語の中でお会いしましょう。
良い旅を。

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