小説『ノルンの角笛』の第44話「スヴェルの消失」において、致命的なミスを発見したので、光の速度で修正しました。
6状態量子計算の能力についての説明が、算数レベルで間違っていました。JCなので仕方ないですね。
しかし、個人的にも「垓(がい)」以上の桁表記を使ったのは生まれて始めてです。
那由多や無限大数はちらほら聞きていたりしますが、案外「垓」から「極」までの桁表記を覚えている人は居るのでしょうか?
年代によっては学校で習ったらしいのですが、少なくともJCは、習ったかもしれませんが完全に覚えていません。
垓までは厨二病臭がするので好みますが「秭《じょ》」なんて初耳みたいなもんで、なにこれエヴァなの? と思ったくらいです。
1,000,000,000,000,000,000,000,000(10の24乗)
ですよ?
一体なんの数字なんでしょうかね。宇宙ヤヴァいクラスです。
ちなみに、多状態量子についてはまだ仮説状態ですが、現実世界でも研究がされている科学技術です。
特に光子などはスピン以外にも様々な情報を持っている素粒子なので、理論上はあってもおかしくないものです。SF作品ですが、この辺りは現実科学に合わせています。
デジタルコンピューターと量子コンピューターは単純に比較する事は出来ませんし、2状態量子と6状態量子でも同じことが言えます。
結局アプローチや計算方法、アルゴリズムなどの問題で、能力の差が変わってきます。
まぁ、シンプルに言うと「俺達二人で百倍だぞ! 百倍!」みたいな感じで思って頂ければ良いかもしれません。
今回は、そんなお知らせでした。