• エッセイ・ノンフィクション
  • 現代ドラマ

文庫本を買いました

こんにちは。

僕は芸能人になりたいと思ったことはないし芸能界に「入りたい」とも思わないのですが、現在、確かに芸能人・芸能界という言葉で想起できるような或る界隈(?)が存在しているようにも思えます。

かなり昔に、テレビのトーク番組のゲストだったか(雑誌で読んだのだったか?)で年配の女性が、戦前戦中に(確か慰問関係で?)芸能人という言葉、芸能人だと自分自身が括られたときに、何なのよ、それ?と思った、ということを言っていました。嬉しいとか喜ばしいとかの反対の感情ですね。

これを、僕はずっとどこかで気になっていて、昨日ふと思い出したので検索してみたら、永六輔の本にそれっぽいのが載っているということで、見てみました。

230頁に……
 芸能人という造語
 ここで「芸能人」という言葉に触れておく。実はこの言葉、軍が慰問団を編成するについて、芸術家と芸人をまとめる為につくった新語なのである。芸術家が芸人と同席することを拒否したので、両方を芸能人という職名にすることで、芸術家をなだめ、芸人をおだてたわけだ。僕が芸能人という言葉が嫌いなのもそんなところにある。
   (永六輔『芸人たちの芸能史』中公文庫)

この本では、これ以上くわしいことは分からなそうです……。
いま、また検索してみていたのですが、なかなか、それっぽい資料が表示されません。

--------

それで、その検索でたまたま知った絵画があるのですが、かなり衝撃的でした。
「國之楯」というタイトルのものです。かなり衝撃を受けるような絵だと思うので、検索して見てみようというひとは、こころの準備をして見てください。

それでは。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する