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【メモ】石使い。人形と恋

話を作る際に言葉を羅列します。その時のメモです。

司教は言った。それは奇跡ではない。

石使いの話。恋する乙女の話。人間とゴーレムの話。キスをすると壊れる。鼻をキスする。命を吹き込む。人間の悪ふざけが産んだ存在。それでも恋をするのをやめれない。わたしはどうすればいいのですか。血液。生理。胞衣。わたしにないもの。

形作る。腕を足を。生きたいかと問う。殺すこともできる。手足の動かないわたし。精巧に作るのってわたしにとってはすごい悪趣味だと思う。その機能がないのに見ためだけ。

俺はお前を造っていない。俺は直すだけだ。

そうしないと魂が籠らない。お前は選択した。フランケンシュタインの怪物にでもなりますか。

そいえば、聞けば良かった。あなたの理想に近づく気がする。アニマのつもりか。あなたが望んだんです。

それ自身が独立して駆動することが目的ならば、お前は俺の理想だ。そうなの? わたしが苦しいのが、作品としての完成度の高さなの。殺して。嘘をつくな。魂は傷つかない。あの少年には悪いことをしました。自分が誰かも分からない。いや知っていても逆らえない。そう設計されたからね。お互い息を吹き込みあってわたしたちは成立する。

それが対等な関係。だとしても、それは永遠を望んでいる。

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