母から、隣町の蔦屋でDVD借りに行きたい(わたしが会員証を持っているので)ということで行ってきたのですが、数カ月ぶりに行ってみたら
DVDのレンタル料が旧作1本110円だったのが倍の220円になってました。
えーと思いながらも、母は見逃していたドラマの最終巻を含む5枚を借りる。
自分は特に興味を持たないのですが、合流する前に中古本を二冊購入。
というのが、添付している写真でございます。
一冊目は『鬼平犯科帳の世界』(池波正太郎)
言わずと知れた『鬼平シリーズ』のファンブックで、登場人物を軽く紹介しているどころか、鬼平世界の江戸の街を闊歩できたり、江戸の風習などが具に書かれていて、江戸時代を舞台にした作品のヒントにもなる一品です。
要は読み物というよりは、データバンクといったところ。買って損はない。
二冊目は『魔女たちのたそがれ』(赤川次郎)
作品自体は1984年(昭和59年)の作品で、SFCソフト『魔女たちの眠り』の原作であり、実を言うと著者『星天遊戯』の第二部『闇魔女たちの悪夢』はこの作品のオマージュだったりします。
で、この作品、実を言うと二冊所有しておりまして、
一冊が、写真の1986年(昭和61年)の発行版(解説・宗田理)。
もう一冊が、2010年(平成22年)に発行された「赤川次郎ベストセレクション」シリーズの15作目(解説・山前譲)となります。
内容も一緒なので、一冊でも十分なのだけど、違いはフォントのサイズ(と言うよりは1ページにおける文字数)とルビの振られ方の違いくらい。
まぁ、文庫とか再販したやつはしたやつで多少の変化があるのだから買って損はないのである。
それにしても、わたしはいつになったら完結編の『魔女たちの長い眠り』を手に入れるのだろうか……。