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【ご報告】カクヨム短編賞2019の中間選考を突破しました。


 こんにちは、上山流季(かみやま りゅうき)です。

 今回は嬉しいご報告です。

 タイトルそのままですが



 ホラー短編「百首揃え」が
 無事『カクヨムWeb小説短編賞2019』の
 『中間選考』を突破しました!



 ひとえに応援してくださった読者の皆様のおかげです。
 本当にありがとうございます。



 まだ作品を読んだことがない方に向け、簡単なあらすじを載せておきます。


 怪異版百物語『百首揃え(ももくびぞろえ)』――人間を毎年ひとり殺し、その首を集会(あつまり)へ持り寄り自慢する、怪異たちの怪奇な遊び。
 今宵こそ、首は揃いて新たな『怪異』が生まれ落ちる。


 ……とまあ、人間がやる『百物語』を、普段怖がられている怪異たちがやったならばどうなるだろう? というのがテーマの短編作品です。



 我ながら改心の出来です。
 ……と、胸を張って言えたならどんなによかったでしょう?

 実は本作品を書いているときの私は、スランプの真っ只中でした。



 私は、自分の考えや頭の中身を整理したいとき、いつもアナログのノートにボールペンで思っていることをすべて書き出す癖をつけています。

 当時の記録を探してみました。

 ノートには、メンタルが追い込まれ、眠ることすらできず一心不乱にネガティブな感情として書き出された私の文字が並んでいました。

『中級者の壁』
『スランプ』
『才能がないことに気付いてしまうとはなんて才能がないのだろう!』

 おおよそ、このようなことが書かれていました。

 完全にメンタルがやられてしまっています。
 しかし、次のページには

『ログラインから作る小説(あらすじ)』
『まず物語を1文で表してみよう』

 の文字が並んでいました。

 つまり『ログイラインから小説を作る』という『新しい方法』を試みることで、気分転換、ないしテコ入れしようとしたのです。

 その結果生まれたのが、今回中間選考を突破した「百首揃え」だったのでした。



 なので今回の結果を受けて、私は本当に報われたような気持ちになっています。
 皆様への感謝の念は絶えません。
 いつも応援、ありがとうございます。



 最後に、結果発表ページと「百首揃え」のページだけ載せて今回のノートはおしまいとします。

 最終選考結果が出ましたら、受賞するにしろ、落ちるにしろ、また近況ノートにてご報告できればと思います。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。



カクヨムWeb小説短編賞2019
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2019

百首揃え
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893733704

2件のコメント

  • こんばんは。
    お礼をお伝えしようと、近況ノートにお邪魔しました。

    『ファンレター、送ってみませんか?』へレビューをお送りくださり、ありがとうございます! 「読む、それだけで応援に」を拾っていただき、とてもうれしく思っています。書き手としては、やっぱり読者さんに読んでもらえるのが一番ですので。読者さん・作家さん両方がカクヨムを楽しめたら、とてもすてきなサイクルが生まれますね。

    上山さんの近況ノート、苦悩とそれを乗り越えて光を掴む様子が描かれていて、まるで物語のようでした。お上手です。
    (*'▽'*)
  • このはりとさん、こんばんは。
    返信の方法がわからず、このノートにコメントを残す形にて失礼します。

    素敵なエッセイを拝読し、私本人が『読者として』背中を押される形でレビューコメントを書かせていただきました。
    なんといいますか……本当に、とても緊張しました……。
    しかし、私からの『応援』がこうして伝わったこと、本当に嬉しく思います。

    この近況ノートは『メモ書き』や『外部記憶』の意味を込めて、いわゆる「自分用」に書いたものであるつもりでした。そんなノートに、こうしてこのはりとさんからコメントをいただき、交流の場となったことは望外の喜びです。

    私はこれからも苦悩を繰り返しつつ、執筆をやめることはないのでしょう。

    このたびは近況ノートへのコメントありがとうございました!
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