三木本高校文芸部は、強豪校である。文芸部顧問から課された、毎月の創作。坂木は、呉さんと石矢君と、創作していく。

呉碧の祖父が、湖畔のホテルでコンサートをするらしい。招待された碧は、坂木と石矢君を連れて出かける。 旧タイトル「そうだ。湖に、行こう。」

年上の知人に接吻されたと告白する親友。これは、恋なのか。忘れていた真実を取り戻す。

少年研究者はアーティストを雇い、高校に行けと命じる。 仙台では、主治医が患者の少女を誘拐する。

九州の名門女子校。病院から来たナツ。かぐや姫みたいな転校生、紙織(しおり)。二人は、仲良くなる。 紙織は生まれ故郷の京都に帰り、亡くなる。ナツは紙織の兄に会うため、京都へ行く。

うんと小さな頃に、一度だけ会ったことのあるのぞみとエリ。大きくなってから、再会するも、お互い勘違いしていたようで。

蜜くんは、おじさんになっても、プリンセス扱い。 美大の特別講師になった京終蜜は、夏休みに学生と新作能をつくる。 【参考文献】 谷川俊太郎『二十億光年の孤独』より「かなしみ」

京極夏彦の『ささくれ』が読みたい。