書き手の書きたい小説と、読み手の読みたい小説の間に齟齬が生じる場合がありますね。そういう時自分は(基本的には)書き手の書きたいものを書けばいいと思っています。読み手は読みたくなくなった時点で読むのをやめればいいのです。
読み手の気持ちもわかります。
「こんな小説じゃないと思ったのに!」みたいなことは、私にもしょっちゅう起こります。ふわふわした小説かと思ったらどぎつい性描写があるとか、あっけなく人が死ぬとか、エルサゲートかよって思います。
でもまあ、仕方ないです。作品の中では作者は神様みたいなものなので。納得できないなら読み手は自分で物語を書くか、信頼できる神様を選び直しましょう。
書き手としても、読者の反応で展開をコロコロ変えたり、流行りのテーマに興味もないのに乗っかったりするのはどうかな?って思います。職業的小説家(ラノベ作家?)になるためだとしても、仮になれたとしても、大成しないのではないかな。やはり書き手は自分の書きたいものを書くべきです。時間は有限ですから。
カクヨムでは作者が書きたいものを書いたんだなっていう作品が多くて、読んでいて楽しいです。