昨日の近況ノートについて……

その近況ノートのリンク
https://kakuyomu.jp/users/kamakurayuuki/news/16817330665659851097

昨日もらった反応で、文章に『反日』の発言などが誤解させるのではないかと思って、そこでの返信をここにもアップしました。
もしいろいろと誤解を生んでいたらすみませんm(__)m



ここと、このストーリーの全体にも、一つの言葉をシンボルとして、複数の意味で使うことが多いです。

『日本』設定になったのは日の国として、『日』のイメージが重なるのが理由です。

多分問題の文章は日本が『崩壊』するのは、人は『もの』だけから『精神』にも気づく目をもらって『日』の支配が終わる、という抽象的な表現です。
個人的に日本のことを好きや難しいと思う部分は確かにありますが、何が悪いと言ったら日本のみのことというより、もっと普遍的に他の国家もそうです。ただそこまで正確に書いたらテーマを失うはずなので、文学的によく使う曖昧な表現を利用しました。

同様に『美月』にも色んな意味があります。
単純に『アニミズムの神』から『普遍的な神』、人の精神や『無意識』、『裏の現実』という意味もあります。
もし本文で『神』というワードを見たら文字通りの話ではないです。

人類の文明を捨てて自然がいいよと書いた『自然』は素朴な木々ではなく、生まれつき持った人の純粋な『精神』の話です。
マテリアルに世界はどれほど進展しても人はまだ人のせいで、脳波などを研究して人のことを緻密にわかっても、まだ人は自分が何かわからないようです。『精神』はもっと曖昧だし知らない領域で、もしかしたら死んだらわかるところかもしれません。

小説に使った『日』(日本ではない)のイメージは、人はずっと眩しい空の下で何かを追いかけています。
そうしながら『美』を手に入れるのは、『自然』と人がしたがることです。しかし、眩しさに目が慣れた自分はそれを見られないので、『具現化』されたそれを手に入れようとします。
『自然』、『神様』、『すべて』などと名前がある『月』(というシンボル)は実は隠れているのではなく、ただ空のどこかに浅く(うっすらと)あって探したいと思えば探せる存在です。

『革命』するのは小説の出来事ですが、人のこころの中の葛藤のシンボルのようで、個人的な『革命』ということです。

『反日』というのは、私が目立ったキャッチフレーズをつけたかったからです。
ストーリーが進んだら、本当に反対しているのが何かはっきりしますが、今回ただ短く説明したいと思い書いてみました。
実は『美月』は私にもちょっと複雑で、誤解されやすいかなとも考えました。

結局、人は普通に人生を過ごしても、何か悟らなくても社会に問題がないと思います。
ただこれは自分はなんだろうって、たまに頭に浮かぶことじゃないかなと。

関連した話ですが、人の『目』はオンオフするようにはできないです。
日常的に私たちは外の人はどうでもよく、近い人と自分を大切にする態度ですが、いつかその目は相手の『精神』に気づかなければ、同じ目なので相手のことをどのくらいの深さで見ているか、実は自分のこともそう見ています。

眩しい空に慣れた目はこうなりやすくなるので『反日』です。
それに人は優しくなるかどうか、社会はあまり変わらないと思いますので、個人的な選択で個人の『革命』ということです。

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嫌いなら微笑んでくれる、好きなら何も言わない、私たちの社会では、はっきりした発言より彼らの行動を見た方がいいと思います。
もし今まで私の小説を読んだり、アートを見たりして、この人はこんな人だろうなと感じたら、その通りかもしれません。

それに、すべて抽象的な話で、違うサイトの方がいいんじゃないかとか考えてほしくないのですが。
実はここで最近ずっと読んでいる作品があるのですが、間違えて一話飛ばして読んでから前の話に戻ったことがありました。ちゃんと読んでいない印象を与えたのか、その日から相手は消えました。

本当に傷つきました……

社会とはこういうものかなって。
いつも人のことを警戒したいですが、こういう風に信用してまた傷つきました。

自分は偉そうに人気作家のように言うわけではないですが、しばらく休憩したいです。
この間、ゆっくり皆さんの作品を読みに行きます。


写真は関係ない、好きなぴちょんくんです……!

4件のコメント

  • ぴちょんくん?
  • たぶん好きなキャラにあまりランクインしませんが、私は一目惚れしたくらい好きです(笑)
    ぴちょんくんの像などがあったらよく一緒に写真を撮ります…(!?)
  • なるほど「反日」の意味が判りました。確かに現在の地球上では限られた地域には過剰と思える程の「物質」で溢れています。まだ食べられる食品を捨てている、と言う現状があります。その「物質」に対して「精神」はハッキリと差が判るくらいに「遅れている」と言う事でしょうか? それは私にも理解できるつもりです。私も今の「物質」と「精神」のギャップは「このままではマズイ」と思っていますから。そして「精神」の象徴としての「美月」になると思うのですが、マテリアル・ガールになってしまった人達にはその存在を見出だす事は難しいでしょうね。そこで「革命」になるのだと思いますが、それは暴力的な
    ものでは無くて「人の心の有り様の革命」かな?と思っています。この文章は破綻している箇所もあるかも知れません。ごめんなさい🍀

    文字だけのコミニュケーションは難しいですね。経緯を読む限り、鎌倉さまに「非は無い」と私は思います。私も「ガラスのメンタル」ですから、自分の気持ちに上手く折り合いをつけてカクヨムと関わって行きたいと思っています。長文、まことに失礼しました🌕️☺️

  • >北浦十五さま コメントありがとうございます^^

    はい、美月は『精神』です。(普通の意味と違うところがありますが)

    それに『革命』は個人的なものなので、このストーリーは社会を良くするメッセージがあるように見えますが、その目的ではないです。

    今まで生きていることはマテリアル対スピリチュアルがテーマみたいで、どっちかの選択肢みたいですが、この小説に書いた『精神』は選択肢ではないです。

    『精神』、『こころ』、またはもっと迷信深いなら『神様の声』とよく呼ばれても一旦聞いたら、沸騰したお湯の音を聞くように、聞かないふりをすることはできないです。

    何が聞こえるかは人によるので、世界を救うミッションがあると思う人がいるし、宗教に向かうと(勝手に?)判断する人が多くても、その声が本当はなにか、知る人がいないかもしれません。そうは言ってもそれをもっと純粋に聞こうとするとしたら、自分もある程度浄化されるようですけど。

    闇しか見えない意味なく世界に、もしこれが『明かり』だとしたら、具体的ではない、見えない、触れられない、聞こえないその『声』を聞こうとするのは、いい暇つぶしではないかと考えます。

    ……やはりスピリチュアルすぎますねTT、すみません(笑)
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