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小説202話と203話についての補足

いつも「ゼロからはじめる島津大河誘致」を応援、ご愛読いただきありがとうございます。
近日公開の202話と203話について補足したいと思います。

ちょうど今やっている「銀河英雄伝説」でも自由惑星同盟の反乱という話をしています。
とある軍人があらかじめ反乱が起こることを予測し、それを信頼できる上司に報告します。
上司も警戒をするのですが、結局反乱は成功してしまい、上司は捕らえられてしまいます。
この上司、無能かどうかとわれると、私は無能だと思います。
(ここで怒る皆様、もう少し話を聞いてくださいね)
ただ、この無能さは、彼が民主主義国家において軍隊をつかって反乱を起こすという悪い考えすら思い浮かばない善良な軍人であることの証明でもあります。
当然のことながら、反乱者たちの行動パターンも理解できず、想像することも難しかったのは自然なことです。(なおこの上司、戦略家としてはとても優秀です)
また、クーデターが成功したのは起こした側が相応の計画性を持っていたことと、同盟の政府と国民が国内の平和に慣れきって油断しきっていたことも大きいです。
フィクションの話で盛り上がってしまいましたが、同じくフィクションの202話「とある犬の現在」及び203話の「とある犬の未来」で彼らの社会が混乱するのはこうした事情もあったのではという推測を紹介します。
現代ファンタジーならではのお話なのでぜひご愛読のほどをよろしくお願いします。

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