記憶を持ったまま転生を繰り返す不運体質な女の子が、ピンチの時にいつも助けてくれる命の恩人にいつか恩返しをしたいなと思うお話です
余談になりますが、主人公の子が経験談として挙げた
・買ったばかりの傘をすれ違い様にぶつかられて折られる
・計画を立てて行った旅行先のお店が当日急遽休みになっていた
というのは自分の経験談だったりします……
傘は小学生の時で、幅の細い歩道ですれ違った人が急いでいたのか全然こちらを気に掛けてくれず、相手がぶつかった体の勢いで骨が折れてしまったのです
買ってもらったばかりで、初めて使った雨の日だったので、ショックで今でも覚えています
旅行先のお店が休みだったのも小学生の時
こちらは修学旅行で、班のメンバーで事前にガイドブックで調べてランチの予定に決めていたお店に行ってみたら、まさかの手書きの「改装中」の張り紙が!
時間に制限もあったので、急いで近くのお店を探しました
修学旅行前に、班のメンバーで市内を電車に乗る練習の日があった時も、一人が財布を落とすなんてハプニングもありました
うちの班、なかなか波乱万丈だったな……!
でも、振り返れば良い思い出です
誰もが知るヒーローはかっこよくて、そこにいるだけで安心感があるけれど、自分だけの、自分にとってのヒーローがいたらそれも素敵だなと思います