お久しぶりでございます。
カクヨムコン10始まりましたね。
私は今回、最初から大長編を意識して書いた作品で参加します。
簡単にどんな内容かというと……。
『ドラゴン・パサント ~七番目の息子の七番目の息子~』
何度も異世界転生をしている永遠の少年が、十五回目の舞台で大人になっていく物語。
魔術師として知識を持ち越し、最初から最強――
と思いきや、今回は生まれてすぐに幽閉され、外に出ることができない!
どうせ転生できるのだから諦めてもいいけれど、ちゃんとこの世界を見ておきたい。
なぜなら、探し続けている想い人がいるから。
しかし、魔法も使えない環境で、食事も届けられなくなってしまった。
諦めかけたそのとき、身を挺して脱出を手助けしてくれる少女が現れる。
なんと自分は王子であり、〝七番目の息子の七番目の息子〟だという。
いったいそれは何だ? わけがわからないが、とにかくここを抜け出そう。
大人になれなかった少年の運命やいかに……。
(
https://kakuyomu.jp/works/16817330666579229026)
今まで避けてきた異世界転生モノであり、どうせならと人気のタグを詰め込みました。
元々は転生と無関係の作品でしたが、大して設定を膨らませていなかったので、思い切って変えました。
端的にいえばウェールズが舞台であり、タイトルもその国旗が由来です。
主人公の器となる人物にはモデルがいて、なんと男7女7のきょうだいなんです。
その父親は、日本でいえば信長クラスの王であり、私が長らく探していた人物像にマッチしていました。
あまりにも王道過ぎてつまらないと放置していましたが、彼を知ったことでこの物語は一気に加速しました。
じつをいえば、転生という思想はときに現実へ悪影響を及ぼすため、長らく否定していました。
とある作品の歌詞を借りれば、「生まれ変わる奇跡よりも、今の自分信じてみたい」んです。
それでも、自分のなかで落としどころが見つかったので、このたび挑戦してみることにしました。
残念ながら最近になって体調を崩し、最後まで書き上げられていませんが、ストックは60話以上あるので、なんとかします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。