【追記】
一作品、近況ノートへ連絡があったにもかかわらず、かえる今気づく。
ご本人様と確認中
こんばんはカエルです。
今回の企画への参加作品の整理もかねて、ご作品を記載させていただきます。
その際、「タイトルからの印象」や「カエルの今のジャンルとかの好みから」各作品へ対しての反応度のコメントをそえて紹介です。
いい迷惑だ。
ちなみに、作品内容の善し悪しには一切関係しません。
◎などもタイトルの良さとかではなく、かえるの好みの話です。わざとわかりづらくしている意識もありますが、わかりづらくてすみませぬ。
・【 『侵蝕』/@syukitada 】 異世界ファンタジー ◎
こちらのタイトルからは一般小説っぽい印象を受けました。
一般は一般でも、ミステリーや怪奇現象寄りのそれです。
そうして、異世界タグを確認。やや固い(大人向け)のダークといいましょうか戦記っぽい匂いもしたな、です。
今、かえるの中ではそこそこ骨太の異世界に触れたい気持ちが満載なので、二重丸(グッドだぜ)です。
WEB(なろうさん読者をイメージしています)では、なかなかに敬遠されそうなタイトルだな、で、裏を返せば、そちらの傾向とは差別化出来ているからいいじゃん、なカエル個人の思いです。
・【 白狼戦記 ~チート空手家な俺が、魔法使いから吸血鬼を守る!?~/青貴空羽 】 現代ファンタジー △
こちらのタイトルからは、なろうさんっぽいなの印象です。
たぶん作者さんとしては狙い通りでしょうから、今時のWEB系タイトルの趣きですね。
そうして、現代ファンタジーのタグと魔法使いと吸血鬼の文字から学園異能もしくは最強バトルっぽいのかなの印象です。
それで今、かえるは学園モノに対して反応が鈍いです。加えて、なろうさんっぽさを連想させることは裏目に出る年頃です。
ただし、この参加作品の中では、ダントツでクリックされるタイトルだろうと思います。根拠はありません。でも肌感覚だと間違いないです。
・【 終わりのない世界~リリとレイの旅行記~/霜月まき 】 現代ファンタジー ○
こちらのタイトルからは、ファンタジーの匂いを嗅ぎ取れました。
そして、タグをみて異世界とかではなく現代のと修正です。
それから、無難な印象を持ちました。これでサブタイトルがないと、「終わりのない世界」の言葉のイメージからのみで内容を探るので、一気にふわふわ~と広がるな~(悪い意味で)です。
旅行記があると「終わりのない」も楽しげに感じるのですが、ないと破滅とか暗い世界も連想してしまうでしょうか。
ちなみに、こんなこと言っていますが、サブタイトルが嫌いなカエルだったりします。理由は「粋」じゃあないからです。
・【 誰も得しない(仮):冒険者編/@yu_3122 】 異世界ファンタジー ◎
こちらのタイトルからは、うむ、難しいな印象です。
なんか皮肉っているな、的タイトルで興味は惹かれます。
その上であとひと味欲しい感じが、なんかしたカエルです。
今時分はシンプルが好みなかえるですが、気持ちを言葉にすると「お金持ちは誰も得をしない」みたいな「釣り」要素がありそうでない味わいでした。
ちなみに、いかにもな「釣りタイトル」は嫌いです。◎は「冒険者」の文字に惹かれて。カエルは少年な大人で中二心を絶やしません。
・【 蝉丸くんが何とかしてくれる!/山吹 】 現代ドラマ ○
こちらのタイトルからは、万人受けしそうなマイルドさを感じました。
あと、キャッチーさは各ご作品のタイトルの中で一番な印象です。
また、至って先入観と偏見ですけれども、どこなく女性層がクリックしてくれそうな感じだったりします。
それで、タグから学園とコメディの文字を見て、かえる的には優先順位が下る表面上の作品のイメージになりました。
ただ、学園コメディを欲している方とすれば、いい意味でマイルドなタイトルなので、手に取りやすいのかな、です。
・【 …とあるリビドーの副産物…/夜宮あいら 】多ジャンル混合 △
こちらのタイトルからは、うぬぬ、再び難しいな、の印象です。
リビドーがフックになっていることはしっかり伝えたいと思います。
しかし、それ以外のワードからイメージが広がりづらい、いいや違いますね。
”とある””リビドー””副産物”がどれも抽象的な言葉なので、がつんとタイトルが迫って来ない感じでしょうか。
でも印象値の話で、タイトルが意図する意図したい意味は伝わります。
インパクトだけで言えば、(サブタイトルを拝借です)
『漂泊者(ながれもん) ~大阪ミナミへゆく~』(ちょっと足してます、すみません)のサブタイのほうが強い印象です。
また時にロマンちっくなるかえる好みだと『ローズの夢みる宇宙船』は、きれいなイメージが伝わるサブタイでしょうか。
・【 月がきれい 】 ×
夏目漱石の逸話が元ネタのアニメタイトルで、おや、と文学少年ならば手に取りそうなタイトル。
ただ、WEBでは埋もれるだろうな~とかえる見立てです。
ちなみにばっかり言ってますが、ちなみにバツの理由は、「はんっ、いちゃつきやがって」と時に悪どいツラを見せるカエルがぶーたれるからです。
以上、「タイトルの文字」や「カテゴリー」からの印象です。
好みに関しては、各物語の冒頭は読ませて頂いているので、「おっと、やるじゃねえかこんきちしょうめ」な作品や宇宙とか世界が好みのもあり荒れそうなダービー予想です。
あと、今回限りですが、勝手にダービー形式で遊んですみません。
それで、ここからは(かえるの自作にも言えることです)辛口といいましょうか、正直な判断での言葉を紡ぎます。
各ご作品のタイトル、秀逸と呼べるものはない、と言えます。
かえるが評価対象とするのは、インパクト、キャッチーさ、物語を表すものか、ですが、
物語はまだ未読なので、ほんと、ひと目見た、聞いた文字の感触での判断です。
でもこれは「クリックしてもらう」部分において絶対関係してくるので、ないがしろにはできないところだと考えます。
ここ最近で良いタイトル「クリックしたくなる&オチが気になる」と思ったのは、『妻を殺してもバレない確率』(小説家になろうの作者ヒロロ氏の作品名から拝借です)でしょうか。
さて、この辺りのWEB小説の正義は終わりにして、書き手の思いによるタイトルの考えを述べさせてください。
タイトル=作品の看板 看板を書いて良いのは作者の特権。
好きなタイトルにしましょうよ。
しかしながら、世間の潮流と作者さんの好みがかけ離れていると読まれる可能性は減るので、その兼ね合いも大切でしょうね。
そして、かえるが読了後に評価としてみる時は、「物語を表すものか、とそのセンス」だけです。
読み始めたらタイトルなんて関係ない、読み始めと読み終わりで活きるのがタイトルさん。嗚呼、世知辛っすね。
さあ、準備運動も終わり、おっちらおっちらご作品を読ませて頂きます。
企画概要の通りすべての物語に目を通すことはできません。
そして、かえるが仮に読了しても良いかなと選ぶという行動は、必然作品の何かしらの選考になります。
これを糧をして受け取っていただきたいな、と思います。
更には、いろんな考察をして遊べます。
公募などに興味がおありの方は、企画者が何を求めているか感じる力が必要になります。たぶん。
また敢えて、企画者の意向を作品のエネルギーでねじ伏せるのも一興。
はたまた、客観的に、かえるは俺の作品を読むと見せかけて、あの人の作品を読むだろうな、とかの慧眼(たぶん小説に関係ない力っす)を養うもよろし。
みんなで楽しめたら幸いでございます。