ずっと前から疑問がある。
創作論を書いたとして、何人が小説の方まで目を通してくれるだろうかと。
わたしが創作論を書いているとき、何人かが小説を読んでくれた。
とてもありがたかった。中には感想や評価までつけてくれた人までいた。
だが、疑問に思った。
これは多いのだろうか？ と。
創作論を読んでくれているのだから、自分に興味をもってくれている、あるいは自分の言葉に耳を傾けてくれている人たちだ。
それで、この数は多いのだろうか？ と。
もちろん、小説を読んでもらいたいから創作論を書いたわけじゃない。
ありがたいと思いこそすれ、少ないと文句を言うはずもない。
ただ、単純に疑問に思ったのだ。
多いのか、少ないのか。
ほかの人はもっと読まれているのだろうか？
もし、少ないのだとしたら、わたしの創作論は心に届かなかったのだろうか？
切ない話である。
だが、わたしの本当の疑問はそこではない。
本当に小説を読んでいないのか？ だ。
読んだうえで評価していないのでは？
上っ面の「面白かったです！」すら言えないほど面白くなかったのでは？
そんな疑問が湧くのだ。
恐ろしい話だ。
とても怖くて確かめられないのである。
※ジョークなので本気にしないでください。
正直なんとも思っていない。
だって俺も読まねえもん。