『五十にして天命を知る』はついに小見出し最終の「白麗と荘英卓、安陽に旅立つ」となりました。
しかし、前回に完結すれば字数は12~13万字と書いたのですが。元ネタの『白麗シリーズ①」を読み返してみると、1万字くらいは英卓と萬姜さんのやり取りだったので、これは割愛することにしました。結果として、12万字に届くかどうかという感じです。来年の日本ファンタジーノベル大賞に応募するための書き直しとなると、字数は増えますので、これでよかったのかも知れません。
ところで、小説新潮が発売されて、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補までが発表されました。最終候補者への電話連絡は10月の上旬にあったのではと思います。当然ながら、私にはなかったのですが。(笑)
するとなぜだか、あとの選考には興味がなくなってしまいました。
これ以上を知ったところで、この年齢では、それを分析して次回の応募に備える気力も体力もなく。これからも自分の書ける範囲の小説を書いて応募するしかなく。そしてそれがすごく楽しいので、気持ちが後ろ向きになることは、極力さけたいと考えています。
まあ、それでも、もともと私は自分のことを赤裸々に書くのが好きなので、そのうちにあれやこれやを新しく始めたエッセイ『十年後に、ポトスの花を見られるといいな……。』に書くようにはなると思うのですが。
落選というショックに現実逃避しているのかとも思ったのですが、現在の私の脳みそは、『五十にして天命を知る』の完結と、ものすごく苦労している編み物のことで、爆発寸前です。もう終わってしまった、日本ファンタジーノベル大賞の結果について考える、脳みその余地はないというのが、正しいのかもしれません。
写真は、今年も9月と10月の二度に分けて、たくさん咲いてくれた月下美人の花です。