第22回角川ビーンズ小説大賞に応募し、奨励賞を受賞した『魔法使いとつがいの魔封士』が『大魔法使いと死にたがりのつがい』として11月29日に出版されました。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322407001442/
この作品はカクヨムには載せていないのですが、長い文章を書けるのがここしかなかったのでこちらで報告させていただきます。
本当に発売したんですね。実物が手元にあるというのに未だに実感が湧きません。
購入報告や感想など目に入ったものはすべて読ませていただいてます。本当にありがとうございます。
書く前も、書いてる途中も、書き終わった後も、受賞を知らされた時も、受賞後も、改稿中も、それはもう色んなことがありました。
関係者の方々にご迷惑をかけてしまった部分もたくさんありました。本当に申し訳ありませんでした。
ですが、こうしてこの本が世に出たこと、素直に喜ばしく思います。
これからもっと恩返しができるよう精進して参ります。
それにしても思い返せば今までの人生にないくらい様々なご縁がありました。
この作品を書く直前、本当に落ち込む出来事がありました。
ですがそんな出来事があってなお、自分は色々な人から支えてもらっているのだと2023年から2024年にかけてひしひしと実感しました。
作品の主人公であるシャルロットとヴィルジールも大事な人との別れを経験し作品の中で成長していきます。
ヴィルジールに関してはお前もうちょっとこう……! お前なんでそんな不器用なんだよ!? と思っていますが……作者も笑ってしまうくらい不器用なんですよ彼は……。まあそれが彼の味ということで注目してもらえると嬉しいです。
登場キャラみんな大好きなのですが、個人的なお気に入りキャラは冒頭にちょっとだけ出てくる元気な彼です。電子書籍特典ではせっかくなのでメインを張ってもらいました。
ぜひ楽しんでいただければと思います。
最後に、受賞コメントでもあとがきでもここでも「縁」という言葉を使っているのはとある作品の影響です。
この作品を書いている時に丁度最終回が放送され、本当にたくさんの勇気と元気をもらいました。
今『大魔法使いと死にたがりのつがい』を見たな? これでお前とも縁ができた!
……自著はそんなノリの作品ではないですが、作者はそういう気持ちです。よろしくお願いします。