いりやはるか

高田公平　35歳　独身　もちろん、童貞。 さえない、暗い、モテない男の唯一の趣味は「お笑い」を見ることだった。 恋人も友人もいない孤独な高田は会社の同僚たちにも馬鹿にされ続ける…

自由律俳句を知って書いたものたちです。

キャッシング地獄で低収入の江藤は、ある日風俗嬢から乱交パーティの客集めを依頼される。 パーティ主催のフジマキと名乗る男に気に入られた江藤は、彼らの行う「仕事」を少しずつ手伝ううち…

家のカレンダーに、しるしがつけられているのを見つけた私は、妻に理由をたずねるが… ショートショートです。

いつものように最悪の目覚めを迎えた「俺」は調査報告書をまとめると、依頼人である「彼女」の元へ向かったー ショートショートです。

知人からハムスターを譲り受け、飼い始めた私は、勧められてハムスターの同好会である「ハムちゃん倶楽部」に入会したのだが… ショートショートです。

所持品のノートPCに残されていた記録

幾度もの不妊治療の末流産したばかりの由香里は、満員電車の中で「おなかにあかちゃんがいます」マークを付けた若い女に出会う。 電車の中で一瞬すれ違った二人の人生についての、掌編小説…

地球に隕石が落ちる最後の日。 真面目に生きてきた男が選んだ最後とは。 ショートショートを投稿していた頃に書いたものです。

ナイフの「俺」は、殺し屋の兄貴の相棒。 二人はいつもコンビネーションばっちりで依頼を遂行していたが、ある日、思わぬ事態が起こった。 ショートショートを投稿していた頃に書いたもの…

売れてる本があってもなかなか全部読めないので 購入した人のコメントを読んでいるときに書きました。 架空の小説のレビューです。

同期入社の僕らは、先輩たちから気味悪がられるほど、仲が良かった。 子供と大人の間をいったりきたりしていた頃の僕らは、自分たちのことも、相手のことも、どれだけ考えていられたのだろ…

私は、いつになったらうまく歩けるのだろう。 ずっと一人だったし、現に、今も一人だ。 ある夏の暑い日に、公園で私は老人と出会う。 お腹の中に、あの人との子供を抱えたまま。 以前…

だいちゃん　193センチ　105キロ　ゲイ。 かおりちゃんを守る為なら、どんなこともする。 だいちゃんとかおりちゃんは、いつまでも仲良しのはずだった。 短編小説です。

地下アイドルをしている加奈は、今を生きている。 「見ろよ、あたしのこと。見ててよ。あたしのこと」 掌編小説です。

夢のような　本当にそんなことがあったのか 今では記憶も曖昧になってしまった　そんな思い出が誰にもひとつはある。 僕がある日出会った少女は「家を交換しよう」と言い出した。

交通事故で失った我が子が戻ってきた。 あの子の姿は、私以外誰にも見えない。 掌編小説です。

生きているうち　ほんの一瞬でも重なり合うことのあった人を どれだけ好きになれるのだろう。 僕と千春さんの　そんな一瞬の物語

あたしとタクミくんは　いつかいっしょになれるかな 掌編小説です。

俺は深夜のバイトでであった、将来のことが大体わかる横溝のおっさんと同棲を始めた。 無職の俺とおっさんの暮らしには、何もない。

自分とどこで折り合いをつけて生きていくのか。 実はみんなどこかで、まだこれから何かあるんじゃないかと思って生きているんじゃないか。 そんな思いで書いています。

17歳の地図を素直に聞ける人ばかりじゃない。 掌編小説です。

どうしようもない気持ちがまとまらないときに書いた小説です。 転校生というアーティストの「空中のダンス」を聞きながら書きました。

あんまりいけてない女子高生バンドのお話です。 掌編小説です。

どこにでもいそうな女子大生の、日常。 掌編小説です。

　もうすぐ25歳の誕生日を迎える予定だというのに、汚れ仕事ばかりの三流グラビアアイドル、松下聖奈。 彼女が崖っぷちで乗った仕事は三人組アイドルグループとしての再デビューだった。 …