短編SF小説3作品を公開しました

 今年書いた短編小説を公開しました。
 読んでくださった方に是非お願いしたいことがあります。直した方がいいところを教えてもらえると嬉しいです。
  
「コピープラネット」
 建設中の<空中都市>が暴走し、親友とNYを飲み込んで消えた。
 ▼https://kakuyomu.jp/works/16817330651268249513


「宇宙帝国軍のスパイ」
 率直に言おう。君には宇宙帝国軍のスパイ容疑がかかっている。
 ▼https://kakuyomu.jp/works/16817330651269553717


「未来予測センターの誤算」
「最悪の未来予測発生!」未来予測センターに緊急警報が鳴り響いた
https://kakuyomu.jp/works/16817330651267500303


 ちなみに、「宇宙帝国軍のスパイ」が一番気に入っています。もちろんディックの短編のオマージュではあるのですが、私らしいなあと思います。 
 もっと長い作品で考えていたものなので、近いうちに長編バージョンを書き上げられたらいいなと思います。
 

 最近、Netflixでサイエンスドキュメンタリー番組ばかりを見ています。私の想像をはるかに超えた技術がすでにできていており今まで書いていたSF小説の多くをお蔵入りにしなければなりませんでした。
 人は遺伝子疾患などの病気に悩むことはなくなり、老化もしなくなります。顔も好きなように変えられます。動植物は科学で蘇ります。現実的に様々な問題が科学技術で解決できるようになるので、SF小説ではなくありがち科学小説になってしまいます。

 さて、私の中でSF小説を書く上での禁止事項があります。3つご紹介します。

その1、ゲームおよび仮想現実を登場させる
 ゲームや仮想現実は物理法則を簡単に無視できてしまいます。何でもありになるので、作者としては科学的な知識がほとんど必要ありません。異世界と同じ感覚です。

その2、タイムトラベル
 「時間」は人間の意識にのみ存在する概念で、実際には存在しないと考えています。私が過去や未来の世界を登場させる場合は、ドラえもんのタイムマシンによる時空旅行ではなく、異なる理論を使用します。

その3、「死」の扱いは最小限、極力控える
 「死」はとても印象が強く、簡単に劇的な場面を作り上げることができます。「死にたがる少女」「人を殺したい少年」「親友が自殺した」「好きになった人は余命1年」これだけでもう読み手の心に刺激を与えることができてしまいます。世の中には「死」を扱ったものが非常に多く、それらはあまりにも安易です。私はSF小説において最も重要な、人の想像を超えた科学理論を展開することに重点をおきたいので、主要キャラクターやその周辺に「死」を劇的に演出することは避けます。たまに話しの進行上、死亡する人もいますがものすごくあっさりしていること間違いなしです。
(これはあくまで作品の主幹をぶれさせたくないからそうしているだけであって、私自身は死に対して非常に敏感です)

 
 年末年始はとにかく勉強と執筆に明け暮れます。
 もしよかったら、小説の感想やなおすべき部分を教えてください。

 早く編集担当者さんについてもらいたいです。
 どこをどうしたらよいか教えてほしい。

 それでは良いお年を!

雨柳ヰヲ

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