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『明治小話』への感想

小鹿さんの自主企画【歴史/時代】大正時代までを舞台orモチーフにした作品、集まれ!【感想書きます】(https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219023492203)に参加させて頂いたので、参加条件にありました近況ノートを。

『明治小話』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054892405363)は1話1000字くらいなので、1万字くらいまでとなると10話くらいまでなのですが、その中で【一番好きな登場人物と台詞】というと……。

2話の『気性の荒すぎる薩摩人の話~伊東巳代治』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054892405363/episodes/1177354054893967129)の伊東巳代治が言ってる「僕は陛下と老母と伊藤さん以外に折る膝は持ち合わせてないので」ですかね。

実際に、伊東巳代治がこういう言葉を言ってるのですが、巳代治らしさが全部詰まっているというか。

能力が高く、それと同じくらい矜持が高く、それでいて天皇陛下への忠誠心は高く、家族は大事にしており、伊藤博文を大事にしている。そのあたりが現れていて、好きな言葉です。

ちなみに学術書を読んでいるかですが、まとまった本がほとんどないのです。伊東巳代治の伝記は持ってますし、一部分取り上げたものや、明治の憲政・法律に関する話、当時の本や新聞などは読んでますが、Amazonで検索しても伝記と日記と関係文書以外に、タイトルに「伊東巳代治」入ってるものは多分、自分の本しかないと思います。

5件のコメント

  • 井上さん、失礼します

    あの、私、19時ごろにコメント欄に感想を送信したはずなのですが、
    井上さんによって削除なされたのでしょうか?

    それとも、私が誤って削除したのか、そもそも送信なされていなかったのか……

    本当に粗忽者で申し訳ないのですが、
    なんらかのご返信よろしくお願いします!
  • 削除してないです&コメントいただいたら、通知があるはずなのですが、それもなかったので、エラーかもしれません。
    このコメントの通知は届きました!
  • うわー!!
    すみません、本当!!

    大変失礼いたしました
    えっと、改めまして、ご参加ありがとうございました

    近現代史、良いですね
    敬遠されがちな時代ですが、
    資料の多さ、アクセスのしやすさ、現在と地続きである実感の得やすさなど、
    取っ掛かりになりやすいポイントが多いことも、また確かです

    ご提示いただいた巳代治さんの言葉も、忠孝と立身の恩、それぞれを端的に示した味わい深さがあります
    個人的に巳代治さんのネーミングセンスが気になるところなんですが 笑、
    そこにも、また真面目さが表れているのだと思いますね

    しかれども、当作は「小説」ではないために、内容へと言及した感想は辞退させていただきます
    申し訳ありません

    小説とは、狭い了見ではありますが、

    「登場人物の思想・心理・性格・言動の描写を通して、人間性や社会の姿などを表現したもの」

    であると認識しております
    そのため、当作はタイトルのとおり「小話」、
    コラムや説明文の類いに分類される作品だと受け取りました

    巳代治や大隈の人間性が「表現」されていたかというと、
    行動や発言の記述に終始しており、
    そこに至るまでの心理動向や、その人物特有の内面性/主観性の表出は見られません

    これは巧拙や良し悪しの問題ではなく、ジャンルの違いでしょう
    井上さんが当作を「小説」に仕立てたいとおっしゃられるのならば、ご指摘することも可能ですが、
    私としては、「1編1,000字の読み切り」スタイルを崩さないためにも、
    このまま「小話」の形に留めおく方が良いと思いました

    ちなみに、参加条件第3条の「本を読んでいること」ですが、
    私の好きな人物に対して適当なことを書き連ねた新書系の歴史本は許さねぇ、そんなん参考資料に入れてくれるな!
    という私怨ですので、お気になさらず
    人物のメジャー/マイナーに関わらず、書籍での扱われ方に思うところがある、とは、
    ご共感いただけるところかと思います

    お待たせしたうえに、内容言及がないという恐ろしくも申し訳ない感想になってしまいましたが、
    エントリーありがとうございました!
  • コメントありがとうございます。
    巳代治のネーミングセンスというと、どれでしょうか……?

    なるほど、小説のとらえ方の違いがあるのですね。

    いえいえ、こちらこそ何度もお手数をおかけしましたが、ありがとうございました。また、自主企画を作って下さり、ありがとうございました。
  • あ、巳代治さんのネーミングセンスというのは、
    長男から順々に太郎次郎と名付けていったことを指しておりまして、記述に関する感想ではないのです
    すみません

    小説がいかなるものか
    私なんぞが語れるはずもないのですが、
    表現技法への言及ができない以上、

    歴史っておもしろいですわね、うふふ

    としか感想が書けない私の未熟さゆえ、ご期待に添うことができず申し訳ありません

    作品自体はとても楽しく読ませていただきましたし、今後とも期待してお待ちしております
    ありがとうございました
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