血表現注意
傷を負った赤い狐。
誰よりも世界を愛していたのに、誰よりも世界に嫌われた男。
壊すことが愛情表現という色々終わった青年(溟戒では17歳、ゴヲスト・パレヱド世界では400歳前後、常闇世界では1000歳ほど)。
メンヘラの究極系のような状態で、愛した世界に裏切られたから壊し続けている。
闘争という、生命が本来的にあるべき姿をむき出しにすることを壊すこと=混沌に還すことと捉える。
混沌、悪性という救いようのない性質だが、一方で手下からの信頼は厚い。
妃が百人以上いる。
自分の体が武器になることに自覚的であるが、美貌に関しては意図して磨いたわけではなく、結果的に付随したものにすぎない。
本来ならば脳に作用する言霊を、世界や魂に作用させるタイプの言霊=神代術式を持つ。狭真の心臓による恩恵の一つ。
燈真を腹違いの兄弟と看做し、影法師に誘うが「力の使い方を履き違えない」と言い放った燈真に興味を持ち、己の手で打ち倒し屈服させることに固執し始める。
円禍、慈闇、凛はゴヲスト・パレヱド世界でも常闇世界でも存命。しかしそれ以外の、最初の世界の仲間は全滅している。