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【イラスト】SCAR RED FOX

 血表現注意




 傷を負った赤い狐。

 誰よりも世界を愛していたのに、誰よりも世界に嫌われた男。
 壊すことが愛情表現という色々終わった青年(溟戒では17歳、ゴヲスト・パレヱド世界では400歳前後、常闇世界では1000歳ほど)。

 メンヘラの究極系のような状態で、愛した世界に裏切られたから壊し続けている。
 闘争という、生命が本来的にあるべき姿をむき出しにすることを壊すこと=混沌に還すことと捉える。

 混沌、悪性という救いようのない性質だが、一方で手下からの信頼は厚い。
 妃が百人以上いる。

 自分の体が武器になることに自覚的であるが、美貌に関しては意図して磨いたわけではなく、結果的に付随したものにすぎない。

 本来ならば脳に作用する言霊を、世界や魂に作用させるタイプの言霊=神代術式を持つ。狭真の心臓による恩恵の一つ。

 燈真を腹違いの兄弟と看做し、影法師に誘うが「力の使い方を履き違えない」と言い放った燈真に興味を持ち、己の手で打ち倒し屈服させることに固執し始める。

 円禍、慈闇、凛はゴヲスト・パレヱド世界でも常闇世界でも存命。しかしそれ以外の、最初の世界の仲間は全滅している。

5件のコメント

  • >>常闇世界では1000歳ほど
     若くして九尾になったのか……と思っていたんですけれど、そりゃあまぁそこまで生きていたら九尾にもなりますよね。ゴヲパレ世界での400歳でも、九尾になっててもまぁアリかもと思われます(※)
     燈真君を兄弟と見做すってそう言う……兄弟げんかっててっきり実弟の方かと思ってました。


    ※ネット情報ですが、300歳ほどで九尾になるという説もあるそうなので。また、100年ごとに一尾だとしても、覚醒時に三尾だった事を思うと、早めに九尾になれるんかなと思いました。
  • 追記:嶺慈君には沢山妃がいるって事ですが、子供とかはいるんですかね。妖狐の奥さんがいないと難しいんでしょうか。

     ちなみに源吾郎君の場合、400歳ころには実子どころか子孫(子供の子供・孫とか)や眷属(甥姪の子孫など、傍系の親族)とかが大勢いそうな気がします。孫とか曽孫とかがいるかもですね。
  •  400年たらずで九尾
     ゴヲスト・パレヱド世界ならさもありなんといったところですかね。少なくとも常闇世界では300歳未満の椿姫ちゃんが九尾化していますし。
     兄弟喧嘩は燈真君の方ですね。実弟の嶺儺君とのあれは喧嘩というか確執ですし。

     300年で九尾ってこともあるんですね。知らなかったです。


     アヤカシの子供はできにくいという設定があります。本来魂の死がトリガーとなって生まれる存在なので、純血の二世アヤカシはレアなのです。
     なので嶺慈君にはまだ子供がいません。

     源吾郎君の血族つおい……。燈真君ももう少しハッスルしてもろて。
  •  言われてみれば椿姫さんも300歳未満で九尾化、何なら67歳の段階で五尾でしたもんね。
     妖狐の尻尾の数の増加については、本当に諸説あります。中には500歳まで一尾で、501~1000歳で二尾~九尾とする説もあるみたいです。
     この辺はもうネット知識なので、「そう言う説もあるんだな」と流していただければ幸いです。というか九尾300歳説は少し調べてみましたが出てきませんでした。申し訳ないです。

     九尾シリーズ内では、実の所リアル九尾の登場は殆ど無いですね。強いて言うならば玉面公主様ですが、彼女は1700~2500歳ほどなので、九尾であってもまぁ当然という感じですし。

     アヤカシは子供ができにくいんですね。魂の死を経て生を謳歌している(?)ように見える彼らですが、その辺りは苦労しているんですかね。というか親子関係にあるアヤカシって、片親が人間の可能性も……?

     源吾郎君は若くして8人の子供を設けるから多少はね? 逆に言えば、そこまで子供が出来れば「もう子供は良いか」となってそうです。むしろ子供らの手がかからなくなってから、改めて夫婦の時間を大切にしてそうな気もします。
     後は二番目のお兄様が結婚して子孫を残しますので、その血筋の中から特に妖狐の血が濃い者が出てきたら、大叔父として自分の子孫と共に面倒を見る感じです。
  •  椿姫ちゃんは柊様の血が色濃く出ている、源吾郎君と同じで先祖返りを起こした子でもあるので、一際妖怪としての性質が強かったりするんですよね。
     実を言うと正史世界でも彼女は九尾になる予定なので、100年未満の九尾というとんでもないことになるわけです。

     ネット知識はそうですよね、いかに信憑性ありそうでも「へえそうか」くらいに流すのが健康的でもありますもんね。
     私自身、ネットの情報って半信半疑、残りの半信も「あー、そう」くらいのテンションで聞き流してますし。実際にそのネタを使うとしたら「そういう半信半疑で手に入れたネタを、フィクションとして使う」スタンスですね。

     300年説 大丈夫ですよ〜。まあ、ネットの海って日々情報が溢れかえって呑まれていきますもんね。

     常闇世界って魍魎という、明確に人妖の天敵と言える怪物がいるので若くて強い妖怪が多いんですよね。
     同時に、戦える妖怪と戦えない妖怪の差も激しいですし。

     アヤカシは子供できにくいです。それこそ数十年〜数百年かけて一人できるかどうかってくらいです。
     紫電さんや穂村一族は子供のために人間を利用した可能性が大いに高いです。繁殖力の高さでは、人間の方が圧倒しています。

     燈真君と椿姫ちゃんは長男・長女って感じで落ち着きます——というか、どっちもやんちゃでお転婆なので「これ以上増えたら手が足りねえぞ……」と思ったかもしれません。桜花君は一見大人しいですが、まあ、わんぱく坊主です。
     あと、稲尾家は群れのみんなで子育てする家なので、大瀧さんたちはもちろん、竜胆君一家、穂波さんも産みますしね。

     8人!? 妖狐であるなら当然かもですが、えらい大家族だなあ。
     がいでんにあったあれですね。
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