掌握小説集「都会」を更新しました。今回は「ビニール傘」というお話です。読んでくれると嬉しいです。
何話書いても、「うまく書けたなー」と心から納得することはなくて、「もっとかっこいい対比で……」とか「わかりやすいテーマで……」とか、色々書きながら手直ししていると、もともと何を書こうとしていたのか分からなくなってしまうことが多々あります。
かといって下書きからガチガチに組んでしまうと、なんだか書く前から面白くないような気がして書ける気がしません。
書く前の設計図と、書いている最中のアドリブ感をどうにかいい塩梅にしたいもんです。そういう意味では絵とか音楽に近しいモノがあるのかもしれませんね。とにかく、修行あるのみです。