かつたけいアーカイブズ第二弾!
古い作品を発見したので先日一つを公開しましたが、今度は短編を二本。
文章中にポコ◯ンなどと現在の私なら恥ずかしくて絶対に使わない言葉が入っており、そういう意味で公開に躊躇うものではありますがここは勇気をもってエイヤッと。
【流行操作局】 2005年作
https://kakuyomu.jp/works/16817330657558153304怠け者でオシャレにもまるで興味のない青年である田中は、貯金が尽きて仕方なくバイトの面接を受け、採用される。
そこは、世の流行を操作する機械の設置された会社だった。
バイト内容は機械の監視。
ある日、社員が誰も出社してこなかった。
次の日も誰もこず、ふと田中に悪戯心が芽生える。それは流行操作の機械を……
【ありがとうのてがみ】 2006年作
https://kakuyomu.jp/works/16817330657558203445ある日、郵便受けに不思議な手紙が入っていた。
消印が肉球スタンプのその手紙は、天国にいるゾウやカバといった動物たちが書いたものだった。
内容は、動物たちのお悩み相談。
半信半疑ながらも、ぼくは返事を書くのだけど……
不思議な感じ。なんだか私の作品でないみたい。
いや、単に短編だからかな。
影響を受けた雰囲気や文体を長編で書くのはしんどいけど、短編ならすぐだし、気軽に別の作家になった気分が味わえるのが良いですね。