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かつたはラブコメが書けない その2

ラブコメ書けないという話をつぶやいたあと、思い出したんですけどね、私ね、中学生の頃に、少女漫画家を目指してたんですよね。

その頃、プリンセスと花ゆめの読者で、だから憧れる漫画家も、成田美名子、日渡早紀、富樫じゅん(蘭丸応援団って知ってます? 九頭竜坂さんまだイラスト描けますよ)、山田圭子、山口美由紀。雑誌違うけど川原由美子のソルジャーボーイとか前略ミルクハウスも好きでした。
当時としてもマイナーな漫画家ばかりなような。
それはまあどうでもよくて、下手っぴながら年に2回くらいプリンセスに投稿してました。
でも描けども絵の基礎をまったく練習しないものだから上達しないし、諦めました。世界堂でリキテックスやスクリーントーン買って上手くなった気でいただけの数年間でした。
漫画家めざしてるナウなヤングたち、目や口なんかテクスチャーみたいというかシールみたいというか、後からどうとでもなる部分だから、そんなものよりひたすらデッサン人形と指を練習しなさいっ。
(言い切ってますが、あくまで個人の感想です)


前置きが無駄に長くなった。
でね、中学から高校途中まで少女漫画家をめざしていたわけだから、当然ラブコメも書いていたのでした。
しかし思い返してみるに、男性キャラが高校生でなく大人で、しかも清掃員とかなんでも屋とか、そんなのばっかりで、とにかく普通の高校生男女の恋愛じゃなかった。
高校生同士のも応募用にネームくらいは書いたけど、冒険活劇にすり替わってしまってラブ要素がまったくなかった気がする。

つまりなにが言いたいかというと……

かつた筋金入りっ! てへ

4件のコメント

  • 山口美由紀と聞いて。
    我慢出来ずにコメントいたします。

    七面鳥が高校生の頃ですね、多分、該当するの。「花とゆめ」が全盛期だった頃。
    登校時に「花ゆめ」買って、クラスメートと回し読みしてました。※男子校
    だもんで、七面鳥も「ラブコメ」って言うと、あの頃のあんな感じです。

    七面鳥も、オッサンですが筋金入りの少女マンガ好きです。
    小学生時代に、姉貴の本棚の「つる姫」「パタリロ」「ラシャーヌ」「エロイカ」「イヴの息子たち」「はみだしっ子」とか読破してます。
    とはいえ、「はいからさん」が原体験でもあって、紅緒さん型のヒロイン&物語が大好きですが。
    で、ちょっと間が空いて、「花ゆめ」の山口美由紀さんの絵に衝撃を受けて、背景処理とかマネしましたね。

    とはいえ、竹宮恵子さんの「私を月まで連れて行って」とか、御厨さと美さんの「裂けたパスポート」とか、(作品の傾向は全然違いますが)年の差カップル好き属性もあって。

    要するに、「とにかく普通の高校生男女の恋愛じゃなかった」全然OK!だと思います。
    というかむしろ大好物なので、どんどん書いてください。
  • 七面鳥さんこんにちは。
    山口美由紀さんを語る方が現れるとはっ。
    人気作家ではあるのでしょうが、隣の子に聞いて知っているような作家ではないですからね。
    私は、「動物のお医者さん」や「ここはグリーンウッド」が人気だったので買ってみたら、「ダンガン×ヒーロー」がやってて、少女漫画でこんなことやっていいんだとむしろストーリーに魅せられました。
    前作である「ビビッドキッズカンパニー」もコミックス買って。山口さん、特撮好きなんですよね。特撮悪役のサー・カウラーをもじった坂浦先生とか、女性で特撮オタでいいんだっと勇気を貰いました。懐かしい思い出。
  • こんにちは。

    七面鳥は、「ビビッドキッズ」で知ったクチですね。山口美由紀さんは語るとちょっと長くなりますが、ちょっと語らせてください。すみません。

    コメディタッチのお話しがよかったのですが、途中から主人公が曇っちゃってお話しが重くなってちょっと辛かった思い出が。
    「ダンガン」もよかったです。他作もそうですが、ふんわりした娘と、ちゃきちゃきの娘の描き分けが上手いんですよね。
    その意味で、色々詰まってる「おんなのこ季節(シーズン)」も外せません。

    山口美由紀さん、器用貧乏な感じがあって、「これ!」っていうヒット作が出なかった印象ですが、シリアスな重い話とかも上手くて、絵もダントツで当時上手かったと思ってます。

    返す返すも、あの当時から少し先の、バブル期頃の花ゆめ編集部の「作家育てる下手さ」が悔やまれます(これはウチのカミサンも同意見なので、割と普遍的な見方じゃないかと。同じ事がサンデー編集部にも言えると思ってます)。

    ※最近はどうなのか、読んでないからわからないのですが、当時は三回連続の短期連載が多くて、人気出ると長期連載になって、そうするとどうしても話が湿ってきてしまうというよくないパターンがあったかと……「グリーンウッド」もそれで途中から読まなくなっちゃいました。

    ※グリーンウッドの原型の短編、あれの先輩役のワンレンの女子大生、あのビジュアルが、先日読んで戴いた「金と黒」の雪風の母親のビジュアル(垂れ目、ワンレン、くわえタバコ)のベースになっている、というのはここだけの秘密です(笑)あの頃の少女マンガから、多方面で影響受けまくってます。
  • 七面鳥さまっ

    ビビッドキッズの終盤の鬱な感じ、そういえばありましたね。最後の三つ子の一人が出産したのも、子供心にかなり衝撃受けた記憶が。

    花ゆめの、短期連載で人気あると長期連載。そうでした。私はグリーンウッドよりフラワーデストロイヤーこそ長期でやって欲しかったです。単行本で後から読んだ作品ですけど。

    尽きませぬが、とりとめなくなるので、このあたりでー。
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