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『ネコ目のテイマー、世界を駆ける』第一話について

こん◯◯は、7番目のイギーです。

転生モノじゃないのってどうかな? とすごく軽い気持ちで書き始めた『ネコ目のテイマー、世界を駆ける』。いきなり第一話で『こっちが良かった! しまったー!』という箇所を発見してしまい、サクッと変更しました。内容としては大陸北方の国家『マクロケリス亀霊国』を『セロディナ亀霊国』に変更、です。

以上のように特にストーリーや設定を大きく改変したわけではないのと、まだ数話しか公開していないので、読み直しの必要はないこと、ご報告いたします。

で、話は変わりますが、自分は生き物全般が好きで、四聖獣をモチーフに選んだものそんな理由だったりします。それぞれの国名もいろいろ考えて命名したのですが、わかりやすいところだと、タイゴニア神獣国はビャッコ様なので、虎→タイガー→語感がいいからタイゴニア、フォニクス神鳥国はスザク様なので、本来は不死性の伝承などはないようですが、なんとなく不死鳥っぽいのでそれを意味するギリシャ語『Φοίνιξ(Foínix=フォニクス)』から、といった具合です。

ここまではわかりやすいのですが、残りのロンカエルム、セロディナ。まずはロンカエルム。ロンカエルムはセイリュウ様なので、龍→中国語だと『ロン』+青いを意味するラテン語『caeruleum(カエルレウム)』ですが、『ロンカエルレウム』だと語感が悪く長いので、『ロンカエルム』となっています。裏設定としては、元々は『ロンカエルレウム』であったが、いつしか訛り『ロンカエルム』に落ち着いた……というこじつけです笑 ちなみに『caelum(カエルム)』は『天国』で、まぁ神様って天国にいるし、まぁいっか! と結構いい加減な命名だったりします。

で、最後の『セロディナ亀霊国』。前述の通り最初は『マクロケリス亀霊国』だったのですが、この『マクロケリス』、実は実在する亀で、『ワニガメ』の学名『Macrochelys temminckii』から命名しているんです。セロディナはゲンブ様ですから当然カメ絡みになるわけです。なんかワニガメって強そうですしね。実際咬合力がハンパないですし。

ここで玄武を調べてみると『〜その姿はヘビとカメの合体像という奇怪なものである。(引用:コトバンク)』とあり、「玄武ってヘビとカメかぁ……あ!」と頭にビビッと啓示という名の思い出しがありました。

『Chelodina siebenrocki』ってカメ、ご存知ですか? えぇ、学名ではわかりませんよね。これは英名で言う『ジーベンロックナガクビガメ』というカメです。

このカメ、姿は以下で。

https://www.nifrel.jp/area/zukan/14572.html

まさに玄武の『ヘビとカメの合体像』だと思ってるのですがいかがですか? 実際の玄武は『カメにヘビが巻き付いている』イメージですが、そこはそれ、ということで。

で、本種の属名(通常学名は二名法により属名と種名で表される)って『Chelodina』なんです。ということに第一話を書いて数日後気づいて変更した、というのが経緯であります。

ただ、『Chelodina』の発音はどちらかというと『ケロディナ』なのですが、これだと響きがちょっと間が抜けて聞こえるので、読みようによってはそう読め、なおかつ語感のいい『セロディナ』としたわけです。

というわけで、自分の小説には他二作も含めて『生物』の設定やら何やらが意味なく長めに書かれることが多いのですが、何卒ご容赦ください。

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