• 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他

わたしはアホだから。


このノートは、すぐ消してしまうかもしれません。
とある方に、とどけばいいなって思って書いています。

わたしは、アホだし、我が儘で、協調性もなく、思いやりに欠けていて、ひとの気持ちを推察することも苦手で、だれかがわたしを好きっていってくれても、それを信じることができなくて、そのことばの裏の理由を探してしまう、それでいて寂しがりで、自尊心もちゃっかりとあって、もう救いようもない、ほんもののアホ。

アホだから、わからないのです。
わたしがゆいいつ、絶対に自信があるものが、現実にここにあることを、どうやってあの方に証明すればいいのかが。

わたしはおはなしを書くときに泣ける場面が降りたらかけるって、ひんぱんに繰り返してるからもう、いまさらくどいけど、でもそれは事実で、その泣ける気持ちの正体をちゃんといえば、救い、なんだよね。

ほらほら、救いとか、やっすい言葉をつかって。
わたしは、だからいったじゃない。アホなんだって。
わからないの、どうしていいのか。

救いは、ある。
ここに、いま、ただちに、ここに。

なにか条件が満たされるからじゃない。
なにか立派なことをするからじゃない。

針の先にふれれば血がでるように、すべてのいのちが確実に絶対に、おわりを迎えるように。

ぜんぶ、ひとつの、ちいさいちいさい、ひかりだから。
そのなかに、わたしもいるし、あなたもいる。
絶対、ぜったいに失わない、失うことができないものが、そこにあるから。

口にだしてならないことなんてない。
わるい思いなんてない。
犯してはならない罪は、どんな存在でも、ほんらい犯せないようになってる。

だからそういうおもいを、口にだして、態度にだして、暴れて、そうすると間違いなく、自分自身がつらくなる。わたしもそう。
でも、それでもいい。やっちゃおう。辛くなるって分かってるのにやるほうが悪い、っていうやつには言わせておこう。

わたしは、アホだから。
どんなひとでも、後ろにアホのわたしがいるから。それよりは立派だから。

いやなことばっかりだよね。
いいこともあるけど、いやなこと、多くて、そればっかり目につくよね。
いろんな工夫と努力をして、みないこととして、それでも目について、そのことがまた、努力不足だ、じぶんはだめだ、ってなるよね。

そうだよ。
だめなんだよ。

あなたも、わたしも、家族も、ひとびとも、どんな生物も、どんな存在も、ぜんぶだめ。あやふやで、ゆらゆらで、ほんらい存在しないほうが安定している。

ほんとうの完全は、無、だから。
無の対照に、わたしたちは、置かれているのだから。

絶対に、ここにあるから。

わたしはアホだから、あいしてる、ってことばでしか、表現できない。


11件のコメント

  • その昔、神様は不完全なものをこの世に生み出したと聞きました。
    そしてすべてが自由になるのは解脱することと。

    でもそれは今の自分が終わってしまう事。
    悩みや思いが止まってしまい、考えや思う事が必要なくなるだけ。

    それってちょっと無責任な気もします。

    だから私は今日も悩みます。
    今日も考えます。

    でも、ちょっと疲れたら休んでも良いと思ってます。

    どうぞ壱単位様も無理なさらず、疲れたらちょっとお茶屋さんで休みましょう。
    きっと明日は良い事あるさ!
  • 壱さんのことばは、すうっと、おくふかいところにはいってきます。
    いまのじぶんをうけいれようってなります。
    その誰かじゃないかもしれないけれど、私はすごく、きもちがチョコミントのように、甘くすずやかになりました。
  • 泣いていいかな?
  • 届くといいね。
    私も同じ思いでここにいる。
  • このノートだけは、コメントいただいた皆さんに、まとめてお返しさせてください。とある方に、たくさんの、たくさんの「ほんとう」が届きますように。

    画面から手、だせればよかったのに、どうせわたしばけものなんだから。そしたらぎゅってできるのにね。
  • ほんとにね。
    地上にいるときはそうおもえるのにな。
    深みにはまってるときはただただ自己嫌悪と自己否定しかないから、なかなかそう思えないんだよね。いけるとこまで沈むしかない。笑

    しずんだ日には、このノートを見に来ようかな。
    くらくてボロボロでふがいない、くそくらえな感情も、壱さんには晒せる気がする。

    壱さんを困らせたくないから、たぶんしないけど。笑
    つらいときにはこのノートをひらいて、壱さんちの夕飯たべにいこう。c(・ω・`c⌒っ
  • 壱さま、私も…、

    私は、猜疑心の塊で、友達さえ、友達と思えないんです。もしかして、私、いない方が良いんじゃないかなぁ?とか、たった2人しかいない親しい友達も、信じきる事が出来ません。私が、本気で、本当に、どんな辛い状況になっても、どんなに自己嫌悪に陥っても、どんなに不安な夜に蝕まれそうになっても、信じられる人は、(皆様にお披露目するの初ですが…)夫、しかいません。

    この人だけ。私には、この人だけ。この人がいればいい。この人が生きてるうちは、生きていよう。そう思えます。

    夫以外は、本当に失礼ながら、もう、私の事、みんな嫌いなんじゃないか…とか、もう…私なんて消えちゃいたい…とか、もう、そんな思考毎日です。

    この後ろ向き。どうしたら、直るかなぁ?って思ってましたが、壱さまの言う通り、『無』なんですよね。

    仕方ない。

    あぁ…こんな長ったらしい文章…書くつもりなかったのに…。

    すみません💦

    でも、本当に、今、泣いてます…。
  • 壱さま
    うぇぇぇぇん(>_<) → (*T^T) じゅる。

    ここにいるみんなの言葉、信じて良いんだと思うのです。
    一喜一憂しちゃうかも? そんなメッセージも時にはあるかもだけど、みんな壱さまのファンなんです!

    ぎゅぎゅぎゅっ。
  • みなさま。
    えーと、わたしは割と、きょうは元気ですよ。
    このノートは、大好きな大好きな、とある方が、そのとっても綺麗なこころに小さな影を負っておられたので、ぎゅっ、をことばにして、絆創膏になればいいなって、送りだしたものです。
    こんなちいさな絆創膏でふさがる傷はないものですけれど、わたしがここにいるよ、ってことだけはお伝えしたかったので。
    わたしを慰めてくださろうとした皆さま、ほんとに、ありがとうございます。
    みんなみんな、あいしてるよ。
  • 壱さん、僕は壱さんが好きだよ。届くといいね( ;∀;)
  • 画面を越えてきてくださった、宵闇のごとくたおやかで艶やかな羽根をおもちの、とある読み手さま。ありがとうございます。
    福山さんも、にはは。ありがと。あいしてるぜ!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する