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AIは数回、検索で使ったことしかなかったのですが

「サングラスとオートバイ」「少年の思い出(時)」「吸い殻の小径」「オートバイの男が神だった気づく」というようなイメージを持った、スティーブン・キングの小説。以前、最も感銘を受けた、ある短編のタイトルが思い出せず。AIに検索してもらったのですが、思い当たる短編はない(イメージの混同だろう)との解答でした。
代わりに、物語のプロットを提案してきました。

ストーリー(1)
トオルは「吸い殻の小径」でバイクの轟音を聞く。現れたのはサングラスの男。彼は「神」と名乗り、少年に「時」を与えると言う。
その「時」とは、過去の一瞬をやり直す力。しかし代償として、未来の一部を失う。
トオルは迷いながらも、亡くなった友達を救うために「時」を使う。だがその結果、自分の未来が少しずつ削られていく。 最後に残るのは、吸い殻のように燃え尽きた「時間」の残骸だけだった…。

読んだ記憶があると、さらに聞くと、別のストーリーを提案してきた。
「少年の夏」(2)
- 語り手は中年になった男。少年時代の夏休みを思い返す。
- 町外れの小径で、彼はサングラスをかけたバイクの男に出会う。
- 男は煙草を吸いながら「時間は灰になる」と語る。
- 少年はその言葉の意味を理解できないまま、大人になっていく。
- そして何十年後、人生の岐路でふと気づく。あの男は「神」だったのだ、と。彼に 与えられたのは「選択の自由」という贈り物だった。

さすが、AIは得意ですね(そして、短編に纏めますかとも提案された)。
今、書く予定はないし。書いてももらわなかったのですが、使い始めたら非常に便利かもしれません。
ただ、あまりAIに質問すると、私の好みを理解して〝いかにも〟といえる提案をするでしょう(たぶん)。それは、いいのか?悪いのか?

またAIの言葉(選択)が自分の記憶の一部となるような……(読書経験も同じようなものかもしれませんが)
意図的(アルゴリズム的忖度)をされるのも、どうかと……(Youtubeでも、おすすめされるのは、ちょっとうっとおしい。自分とは違う、意外なものを求めていたりもする)

とりあえず、今のところ、AIに聞くのはなるべくやめておこうか。と言っても、パソコンを使っている時点で、すでに〝好み〟を知られているのかもしれませんが。

2件のコメント

  • ネット将棋の世界でもAIにお手伝いをお願いすることがあります
    「神将」とか「電脳」とかいう名前で、
    対局中に指し手に困ると代わりに数手指してくれるという機能です
    相手にはAIを使ったことは分かりません
    ハッキリ言って「カンニング」です

    今のところAIのレベルは高くなく、結局は自分で考えることのほうが多いですが
    持ち時間が減っている時は役に立ちます
    運営者もプロレベルのAIを入れると、アマの対局が成立しないのでそこそこのレベルで留めているようです
    ただ初級者同士の対局ならAIを使ったほうがほぼ100%勝つと思います


  • AIのWeb小説への影響を論じたエッセイを見る機会が増えました。確かにAIにより、小説サイトの減少、Web作家の淘汰が起こるかもしれません。
    AIは作家が使用するだけでなく、読者が利用する機会が増えるかもしれません。たとえばカクヨクで小説を検索するように、条件を指定すれば、読者が読みたい小説をAIがすぐに書く。という事は、すでに簡単にできます。
    面白ければ、読者が小説を残し(いいねを残し)、面白くなければ書き直す。作家は不要になります。普及するかどうかは、使いやすいサイトができるかどうかかもしれません。

    Web作家が生き残るには、作品の面白さだけでなく、作家の思い、明確な作家性(作家キャラクター)を維持できるかどうか(作家の人間性、発言や行動が評価される時が来る)かもしれません。
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