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私たちも必ず死ぬ。そして朝日も必ず昇る。

誰かが新年の挨拶をするたびに、「おめでとう」なんて言ってる場合なのか!とクレームをつけるかたは実在します。

でも、そんなに怒らなくても大丈夫ですよ。
厄災から離れている私たちだって、いつか必ず平等に死ぬ。
残酷な運命が、いつか必ず平等に来るのです。
私にも、貴方にも、クレームをつける人のところにも。

そして同時に、新たなる朝日はあらゆるところに必ず平等に昇ります。
私にも、貴方にも、クレームをつける人のところにも。
ガザにも、ウクライナにも、能登半島にも。

だからこそ、私は言いたいと思うのです。
貴方と同じように平等に、いま生きて新年を迎えられた。
その喜びをただ伝えるために。

あけましておめでとうございます。




2件のコメント

  • なるほど。むしろその方がしっくりくるかもしれませんね。1年間無事に生存してまた新しい1日を迎えること自体が有難いことなのだと。

    あけましておめでとうございます。
  • コメントありがとうございます。
    そして、あけましておめでとうございます。

    一休和尚は言いました。
    「正月は冥土の旅への一里塚。めでたくもありめでたくもなし」

    でも、それでも。
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