六四天安門の国が超スゴい汎用A.I.を開発したとかで話題になっていますが、私はそんなものを脅威に感じるのは杞憂だと思います。おっと、「杞憂」という言葉もその国が作ったものですね。社会を変えるほどの言葉ではないけど。
なぜなら、六四天安門の国が「六四天安門」のような言葉などの「政権批判」にセンシティブになっていて、ネットを規制している現実があるからです。当然、そんな国の作るA.I.に、同様のフィルタが組み込まれていないはずはありません。
自由な学習と自由な出力ができなければ十全の能力を発揮しないのが汎用A.I.なのに?
ここらへんの私の意見は、拙作「AIって何なのよ」の後半でも述べています。
かつてかの国は「眠れる獅子」と呼ばれました。
その獅子は目覚めているのかも知れませんが……
いかにその咆哮が勇ましくても、絶対に切れない鎖に繋がれて、絶対に壊れない檻に閉じ込められている獅子を、どうして恐れる必要があるでしょうか。
パンダみたいに見世物にするのならともかく。