このGWに夫婦で長崎に行ってまいりました。
二泊三日。ほとんど雨だったけど楽しかった。お財布カラカラ~
実は3年前にも長崎旅行を計画したのですが、例のアレでキャンセル、今回の件で、まさしく江戸のカタキを長崎で討ったワケです。
で、出島に行ったのです。事前のネット調査では「出島」テーマパークの印象がありました。確かにその側面はあったのですけど、実態は微妙に違いました。その施設は、いわば現在進行形のテセウスの船だったのです。
テセウスの船とは、ご存じのかたもおられると思いますが、「ある物体において、それを構成するパーツが全て置き換えられたとき、過去のそれと現在のそれは「同じそれ」だと言えるのか否か(wikipediaより)」という哲学的命題のことです。
まあ、ほとんどの観光としての木造遺跡がそのような命題を抱えていると言えば言えるのですが、出島の場合は少し様子が違っています。
1.出島自体が、実用していた歴史の中で何度も改修されている。だから、建築物としてフィックスされたオリジナルというものがない。そして建築物のほとんどが消失している。
2.古い写真のAI分析を駆使する、当時の建材に近いものを活用する、など、再現の手段が徹底している。この点はグラバー園や他県のお城とかと違うんですよね。
もちろん、観光資源の宿命として、巨大な全景ミニチュアや巨大モニュメントなど、将来も撤去されないであろう近代建築物があるし、ショップやトイレやバリアフリーはいつだって例外です。
それに人間の身体だって、刺青やペースメーカーぐらいの差異では本人でなくなるなんてことはありえません。
今回の旅行は、「本物」とは何か、「偽物」とは何か、ということも考えさせられる体験でありました。なお、原爆関係はパス。
まあ、私たちの場合は観光よりイチャイチャが主目的ですけどね!