ｉＫ

脳内で実写化できてしまったくらい、読み易く、現実味あふれる作品です。

命懸けで子を育てる感動と表裏一体の恐怖を見た気がします。

その言葉に、その存在に、どんな意味が在るのか無いのか。
「怪談」に相応しい、戒め尽くしのお話。
純粋に、「言動には気を付けよう」と思いました。

壮大且つ単純な多幸感に満ちた作品に、
私もつい、旅をしたくなりました。

不安に競り勝つ面白さ
楽しさが教える寂しさ。ー

旅の醍醐味が詰まった
清々しい作品だと思います。

本物の魂と狂気が伝わってきました。

何も無ければそう呼ばれることもない。
「何かがある」から、そう呼ばれる。
ただそれだけのこと。
ただそれだけのことですよね。