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もうヨムしかない

タイトル通りです。
皆様の作品を拝読したり、いろんな方(カクヨム内外問わず)と語り合わせていただいたり、プロの既刊本をヨムヨムしてみたり。

この四日間ほどで目まぐるしく事態が混乱しましたが、結論は『ヨム』。

ということは、『R.G.C.』以来、『カク』方に舵を切ったのは間違いだったのか?
今年は『ヨム』年にしようと決めていたのに?

いや、別に今更悔やんでもしょうがないのですけれど。
というか、昨日〆切のコンテストに三連装で挑戦できたのはよかったのでは、とも思うのですけれど。

でもさあ。
面白いって何なんですかねえ……。あれだけ映画を観てきたこのわたくしめが、事ここに至ってこの問題=原初にして最終定理ともいうべき課題にぶつかるとは。

なんかねえ、僕の書くものって酷くありませんかって話です。ご好評いただいた方々、大変申し訳ございません。今の岩井=作者にはそう見えております。

もう何が何やら……。

11件のコメント

  • お疲れ様です。
    とりあえず、浮かんだものを書いてみる方が個人的には大事だとは思います。今より面白い作品を書くには試行回数やボツにしたシナリオの数が物を言うからです。悩み続けても行き詰まるだけですし、冒頭だけでも書いてみることをお勧めします。まあ、自分もまだまだ試行錯誤の最中ですが……。

    『面白い』とは読者目線と作者目線で意味合いが変わると自分は考えてます。読者側の面白いとは『感性で判断するもの、目が滑るもの』と抽象的になります。
    もちろん、内容を面白いと感じても最後には好き嫌いが関わってきます。

    しかし、作者側から創る面白さとは『先を読んで貰えるように埋め込んだ仕掛けの数や質』です。引き込む序盤のインパクト、先が気になるストーリーと魅せ方、これも全て仕掛けになります。

    どういう原理で先を読んで貰うのかを考えて書き、間違っていたら修正・次回に活かして成長するだけのことです。最初から完璧にやろうとしても無理ですからね。

    要するにあまり考えすぎずに頑張ってください。
    応援してます。





  • >シカノスケ様

    早速のコメント、ありがとうございます。
    先日は大変お世話になりました。

    今頂戴したコメントから岩井が考え、抽出したポイント▼

    〇常に『仕掛け』を考える
    〇思い浮かんだ『面白い!』を冒頭だけでも字面にしてみる
    〇悩み過ぎない・考え過ぎない

    これは僕自身の、僕自身に対する性格分析も経て抽出させていただいたものですので、シカノスケさんがお伝えしようとしているポイントを外している可能性もありますが……。

    「バッキャロー、そこは意味が違ぇよ!」などありましたら、是非ご指摘ください<(_ _)>
  • >岩井さん

    大体そんな感じです。要約ありがとうございます。自分はこういう意図で読者さんが喜んで貰える仕掛けができたんじゃないかな、というのもわりとモチベになったりしてますね。

    書くのが止まったら今までの話でやっていない話を書け、と心掛けてやってます。
    やっぱり作者も人間ですし、ダレたりしますからね。
  • ども、お久しぶりです!
    読ませていただきました~。

    なるほど、まずは読む(インプット)と書く(アウトプット)の優先順位というかバランスについて。

    次は、面白いとはなんぞや? ということについて。

    ってことでしょーかね?
    当然ながら、どちらについても私は正答を持ちえませんので、いち創作ファンの予測と願望を書かせていただきます~。
    つーかまぁ、単純に私の場合なら、でお話するしかないのですが……。


    まず前者について。
    頭の中に書きたいネタがあるのなら、すぐにアウトプットするべきかなぁと思います。
    逆に無いのなら、インプットしてネタを溜めこむべきなのかなぁと。

    有名な創作者の皆様もゼロから創造しているわけではなく、好きな創作物からアイディアやモチベーションを引き継いで創ってらっしゃいますしね。

    後は単純に戦略的な問題として、コンテストなどの賞レースに勝ちにいくのなら、流行り物の研究の為にインプットをするべき……ということは当然あるかなぁと思います。
    同じレベル帯の作品だったら流行っていそうな方を取る。出版社としては当然そういう判断をすることが殆どでしょう。
    流行ってないもの=売れないもの、ではありませんが、どうしたって流行にのってないものは売りにくいのも事実ですしねぇ。
    (芸術性が重視されるような賞は別かもしれませんが)



    後者の事に関してですが、私も「面白いってなんだ?」には常に悩んでいるので、正直全然わかりません笑

    ただ、一つ思っていることはありまして。
    悩むその面白さは「誰にとっての面白さなのか?」ですね。

    例えば、私が誰かの作品を読んで「これは面白い!」と思った。
    自分でも同じような作品が書きたいと感じ、実際書いたパターン。

    この場合重要な「面白さ」は、己にとって面白いかどうか? でしょう。
    面白いと感じた誰かの作品が流行っていたかどうか? なんてのは読んだ自分には関係ないことですしね。
    誰が何と言おうと「私には面白い!」以上の結論はありません。

    つまり自作も、世間の流行などに関係なくどれだけ己の理想の物語に近づけるか? という勝負になるかなと。
    後は、その面白さが他の誰かに偶々刺されば御の字、ラッキー。
    かつて自分がそうして誰かの作品に刺されたように……。的な感じになると思っています。


    別パターンとして。
    自作を有名にしたい。或いは、自作で有名人になりたい。
    もしくは、創作でお金を稼ぎたい。
    もっと純粋っぽく言えば、自作でなるべく多くの人の心を動かしたい。

    これらの目的の為の「面白さ」であるのなら、自分が面白いと思うかどうか以上に考えるべきことが色々生じるかなと。

    上記の条件を満たすためには、まず手に取ってもらう、知ってもらうというハードルをこえなければなりませんし。(宣伝性ですね
    読んだ人が他の人に魅力を伝えたくなるような仕掛けをいれるであるとか、時代にあったキャッチーさをいれるだとかの工夫が必要になるかと思います。
    (例えば可愛いヒロインとか、爽快な主人公の活躍とか)

    つまり、よほど自作が斬新かつ魅力的である自信がある場合を除き、流行っているジャンルや要素の研究をするべきかなと。テストの傾向と対策みたいな?

    その上で「自分にとって最も面白い展開や要素」ではなく、面白いと思われやすい、もっとありていに言えば「売れやすい」形を優先する意識が必要なのかなと思います。

    現在のラノベ系小説は、コミカライズとセットにすることで売り上げを確保するのが王道になりつつあります。
    つまり、漫画として読んでも面白いという視点も必要になるわけですし。
    ラノベ以外の小説も、映像化できない作品の売り上げは苦戦中みたいです。
    (本自体の売り上げが下がり続けていますし……漫画は別として)

    色々な意味で、「小説家」を専業的な意味での職業としてやっていくには、厳しい時代なのでしょう。
    その中で物を書いて名を上げるには、相当な才能や戦略、今までの蓄積が求められるのかなぁと感じますね~。



    岩井さんは、沢山の映画を観てこられて貴重な蓄積を持ってらっしゃることかと思います。
    その中で培った「自分にとっての面白さ」があることでしょう。

    その面白さが、世間の多くの人にとっても面白ければ……。
    岩井さんの面白いと思うままに書いて、上手く出力できていれば流行るものになる。

    逆に、岩井さんにとっての面白さが世間的にはマイナーなものであれば……。
    どんなに上手く書けた作品でも、流行らないかもしれない。

    実際の所どちらなのかは分かりませんが、この辺の感性の問題は避けては通れない話かなと思うのです。

    あの押井守監督ですら「天使の卵」を作った後はしばらく業界干されていたわけですし。(流行らなかったから。理由はそれだけではないですが
    監督が自分の面白さを追求した結果、多くの一般の人とは面白さの感性がズレてしまった結果なのかなと想像できます。
    その後、パトレイバーで復帰した時には、わざわざ「3つの誓い」とかいって押井監督の好きにさせないようにして作品を創ったという逸話まであるくらいですしね。

    岩井さんが「自分にとっての面白さ」の追求をするのならば、それは最早、禅問答的な自分との戦いになるのかなと思います。
    結果的に名作が生まれてくる可能性もありますが、流行らないまま終わる可能性も覚悟する必要があるでしょう。
    有名監督クラスでもぶち当たる壁なのですから、さもありなんです。

    逆に「流行るための面白さ」を追求するのならば、まずはひたすらに流行を追いかけてみるのもありかなと思います。
    これはプロの編集さんも言う事ですが、例えば小説投稿サイトの月間ランキング上位10位以内の小説に出てくる重要要素を5個くらい混ぜた小説を書いてみる、とかですね。タイトルもその辺を合成します。
    (投稿サイトはなろうがいいですね、最大規模なので。月間なのは、日間週間だと一過性の可能性があり、半年以上だと流行りの旬を過ぎるためです)


    どのような道を選択するも、作者の自由! というこの世界。
    自身が何を求めているのか、優先順位をはっきりさせておくのが大切なのかもしれませんねぇ。

    因みに私は、あんまり流行りを追いかけるのが好きではないので、取り合えずしばらくは好きに書いてみて、新人賞系に挑戦してみようかと思っています。
    正直全然自信ないですが、それはそれで楽しんでみようかなぁと。

    なので、もし公募のことで困ったら、是非私もご相談に乗っていただけたら嬉しく思います~。(やったことないので、送り方がまず分からない
    ではでは、長々と失礼いたしました。
  • >佐城 明様

    おはようございます! 早朝より大ボリュームでご助言いただき、ありがとうございます(ノД`)・゜・。
    こちらもしっかりお返事させていただきたいので、いくつかに分けてコメント致します。ちょっと間が空く可能性もありますが、もし補足をいただけるようでしたら、是非ともお好きなタイミングでどうぞ!


    【アウトプットとインプット】

    僕の場合、常に何かを書いていないと死んでしまう性質なので(マグロかよ)、書きたいネタはあります。えーっと……今書いている魔女の話を除き、3、4つほど。
    ただ、インプットだったり、単純に健康維持のために、読書の重要さを実感している(実際、精神衛生上非常によろしいそうです)現状としては、

    ①カク
    ②ヨム(書籍)
    ③ヨム(主にカクヨム上の作品)

    の三刀流になることが想定されます。上手くいく日もいかない日もあります(^^;

    流行りのもののインプットとなると、ちょっと自信がないですね……。ひと月前発売だろうが数年前発売だろうが、面白い本(ラノベに限らず)は面白いですもの。僕はそのシリーズを追いかけたいし、作者さんを目指したい。

    ただ、流行りに迎合する(というと聞こえは悪いですが)ことに抵抗はありません。そのへんで、今までの蓄積を生かしつつ、「こうすりゃ面白いんじゃね?」ということをガンガンぶつけていければいい……のかなあ。

    《続きます》
  • 《続きです》

    【誰にとっての面白さなのか?】

    ううむ、「書いている途中の自分」の感覚しかないですね(^^; なんて浅はか!
    ご指摘の通り、僕のアイディアの源泉は映画にあるわけですが、そうなると目標が抽象的になってしまうんですよね。
    「こんなお話を書きたい!」というのは、文章から受けたものではなく映像から受けたものであるため、良かれ悪かれフィルターが通されている、というか。

    誰が何と言おうと、あの映画は傑作だ! と思いこそすれ、逆に『小説は?』と問われると返答に窮してしまうという、情けないお話です。


    【有名になりたい!】

    有名でなくてもいいから金銭的にはどうにかしたいですね。下世話な話ですが(汗)
    ヒロインの魅力とか、主人公のぱっとした活躍なんかは、最近いろいろくっつけようと試行錯誤はしています。
    実際、その作業も楽しいですし。それが「売れやすい」ことと繋がってくれれば、文句のつけようはないんでしょうけれど……。


    と、二回に分けてお返事させていただくこととなりました。
    小説投稿サイトの利用や、押井守監督の逸話などに関しましては、自分の中でしっかり咀嚼できればと思っています。

    わたくしめにお力添えできることがあるかどうかははなはだ不明瞭ですが、もしお役に立てることがありましたら、誠に光栄です。
    今回は貴重なお話をくださり、本当にありがとうございました!<(_ _)>
  • こんにちは。艶と申します。
    突然のコメント失礼いたします。

    以前私をフォローしてくださっていた方にコメントをお送りしています。
    先日、アカウントを変更しました。前アカウントで連載していた「柚子の狐」も投稿し直しているところです。
    せっかくフォローしていただいていたので、新しい方のリンクもお届けしたいと思いコメントさせていただきました。
    ご迷惑でしたら申し訳ございません。
    よしよろしければ、またこれからもよろしくお願いいたします。

    「柚子の狐」
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054921101507

    ちなみに、現在は以前のアカウントで既に公開していたエピソードを毎日24時に1話ずつ更新しているところです。各エピソードに若干の修正はございますが、内容そのものは変わっておりません。

    長々と失礼いたしました。
  • >僕のアイディアの源泉は映画にあるわけですが、そうなると目標が抽象的になってしまうんですよね。

    この辺のお悩みは私も分りますね~。
    私はアニメとか漫画も好きなんですが、その辺の「映像、画像、音声、音楽」などがあるものと「読者の想像に委ねる小説」を一緒くたに考えるのは確かに危険という向きもあります。媒体の向き不向きということですが……。
    漫画では許される「可愛いオチ」主体の作品とかは、小説では成立しづらいとかありますよね。

    例えば小説投稿サイトでは異世界物が超人気ジャンルですが、他の媒体では必ずしもそうではありません。
    正確に言えばその「場」にあった作品を執筆するのがまずは近道なのでしょう。(あくまで近いだけだとは思いますが

    これは編集さんとかから聞いたお話ですが。
    「ドラマとかゲームとか、そういうのをよく見ている人の方が有利ですよ。それらの専門的知識を異世界転生物に生かすだけで、かなり差別化ができます」
    だそうです。
    私の好きなボトムズというアニメも、監督が好きだった戦争映画を軸に考えられているそうな。(監督はガンダムとかとの差別化に当初悩んでいたらしい

    岩井さんの知識量なら蓄積は十分と思いますので、後は捻り方とか見せ方の問題なのかもしれませんね~。


    >金銭的にはどうにかしたいですね。

    これに関しては、正直運も絡むのでなんともいえないのですが……。
    ただ根本的に、今の出版業界で小説一本で食べていく、というのはそもそも難易度の高い行為だとは思っています。

    専業の方も相当苦労している現状ですし、そもそも本自体が売れない時代なので。
    更にWEB小説サイトから次々に新人が毎年生まれ続けるわけですからね。
    当然ながら、商売としては昔のようにはいかないでしょう。

    最近、また新しい小説投稿サイトもできましたが、明らかに「電子化」と「漫画化」の二点に重点がおかれています。
    小説の役割や、稼ぎ方が変ってきた証左かと。

    書籍化する時にも「今の仕事は絶対やめないでくださいね」と編集さんに言われるのはお約束です。

    つまり、これからの小説家の姿とは。

    普段は本業の仕事をしつつ、一発当てるのを狙って空き時間で書く、いわば宝くじタイプか。
    普段は本業の仕事をしつつ、電子系やネット系の諸々をつかって、細かく商業化したりしてお金をこつこつ稼ぐ、いわば同人系、あるいは賞金稼ぎタイプか。

    そんな風になるのではないかと個人的には予測しております。
    どちらも、本業で安定した収入を確保しつつ、という前提ですね。
    (実家が太い人なら、そのまま専業目指すのもありなのかもしれないですけど)

    といってもまぁ、昔から芸術家という人種はお金のことに関して悩みまくったり、野垂れ死んだりする人、多いっすからね……。
    今に始まったこっちゃないのかもしれません。
    (例の押井守監督も、ほされていた時はそうとう貧乏だったとかなんとか)

    お金を稼ぐことに焦りを感じつつ小説を書く、というのは、かなりの重圧だと思いますし。精神には負荷をかけると思います。
    (その負荷が名作を作る可能性もないではないが、博打だとは思う)
    「小説家は最後の職業」なんて言葉もありますし、長く書いていくには、ご自身のメンタルケアも大切でしょう。

    是非、無理なく続けられる執筆活動ができるよう、頑張ってくださいませ!
    再度長々と失礼しやした!
  • >佐城 明様

    またまた膨大な情報&戦略案をご提示くださり、ありがとうございます!
    ただ、一つ申し上げにくいことが。

    決して佐城さんのせいではなく、時期的なものだと思うのですけれど、心理的にトラブルが発生しておりまして。
    別な近況ノートに、改めて書いてみますね。

    といっても、「こっちでも構ってくれ!」と佐城さんをピンポイントで(?)お誘いするわけではありません。
    また、繰り返しますが、今回佐城さんから頂戴した二件のコメントが原因ではありませんので、どうかその点、ご理解・ご安心いただければと<(_ _)>
  • 新しい方も読みました!

    書きたくない……ありますね!( ;∀;)
    私も割とあるあるです……。

    私の提示というか、上記で色々書いたあれこれも、本当に個人的に最近考えていたことを書き連ねただけですので、全然気にしなくて大丈夫っす!

    また、創作欲が高まったら頑張ればいいと思う次第であります~。
  • >佐城 明様

    またまたコメント、ありがとうございます(ノД`)・゜・。
    そうですねえ、創作『欲』というお言葉ですが、どこまでが僕の『欲』でどこからが『義務感』なのか、よく分かりません。

    『欲』の高まりを待つしかないですね……。
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