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なんだかんだ言って映画&アニメの話

はいはーい、また一週間経ちましたよー。

ってのはどうでもいいんですが(^^;
せっかくなのでまた書きます。今回はTVアニメも含めて、『これ面白い!』とか『マイブーム!』とか思うものをつらつらと。


〇『響け! ユーフォニアム』(TV)
〇『響け! ユーフォニアム2』(TV)

高校青春音楽バトルエンターテインメント! と言えば分かりやすい(んなわけあるか
まず、キャラデザがかわいい! ガンダムでロボットがカッコいいのと同じくらい重要だと思う。流石京都アニメーション。
個人的には『中二病でも恋がしたい!』が京アニの最高峰(同時に石原立也監督の大傑作)だと思うのだが、それに勝るとも劣らないクオリティ。

中学校で吹奏楽をやっていた主人公が、高校でいろんな刺激を受けて音楽に熱中していく、シリアス中心ギャグ満載なお話。
ちなみに岩井は中川夏紀先輩推し。ポニテは正義。

〇『ユナイテッド93』(映画)

完全実話。9・11でハイジャックされた飛行機に乗り合わせた人々と、その周囲(空軍とか管制センターとか)を絡めて描く。
特徴的なのは、正義と悪が全く描かれないこと。そして、テロリストたちとて皆生身の人間であることを克明に描いていること。

何故彼らは命を落とさなければならなかったのか? その無念だったり、勇気だったり、見る度に深い感慨に浸ることができる。すごい。

〇『硫黄島からの手紙』(映画)

太平洋戦争中、屈指の激戦地となった硫黄島での、兵士たちの姿を描いた作品。描かれる場所は硫黄島という一つの小島だけなのに(回想シーンではいろいろある)、圧巻のドラマが繰り広げられる。
ドイツでもベトナムでもイラクでもなく、やはり日本なのだな、と思い知らされる。これを撮っちゃうんだから、クリント・イーストウッドは凄まじい人間(ってか人間業か?)なのだと唸らされる。
この映画を母国語で観られて本当に良かった。

……はい。今日はこのへんで(汗

4件のコメント

  • >軒下瑞燕様

    僕も観てまいりました『リズと青い鳥』(^^)
    メインキャラの立場はTVシリーズの知識があるので知ってはいましたが、
    「ああ、こういう展開もあるんだなあ」としみじみしておりました。

    キャラデザも脚本も本編とは違う方が担当されていますが、その味わいの違いというのも一貫性があり、独特な落ち着きを持っていましたね。

    早くBlu-ray出ないかな……(笑)
  • >世界中の映画ファン

    ▼【非常事態】▼





    〇『レディ・プレイヤー・ワン』

    岩井喬、落涙。

    高度な映画ではない。何らかの最高峰でもない。増してや知的さなど望むべくもない。

    そこに残るのは何か? 

    『創作者としての意地とプライド』

    この一言に尽きると思う。
    ここ一年近く、(映画館で)決定打たる作品に出会えず、あるいはそれらは落ち着いた、『高度な映画』だった。

    そこに何か物足りなさを感じていた俺。

    そんな葛藤を見透かしたのか。
    未熟さを嗤いたかったのか。
    はたまた自らの実力を若造に突きつけたかったのか。

    スティーヴン・スピルバーグの胸中は闇の中。
    だが、少なくともその『意地とプライド』が俺の魂を貫いたのは確かだと思う。

    最ッ高のエンターテインメントだった。

    必見。
  • またまた映画の話題ってことで図々しく私見を述べます!…怪獣ものに限らずSF映画のジャンルで言うと、もちろん感動や衝撃の作品多々ありますが、その逆、原作を読んで衝撃を受け、映画化されたってんでドキドキワクワクして見に行ったら、ガッカリの出来だった作品がありました。それはズバリ「復活の日」ですね!…原作は「日本沈没」を書いた小松左京の小説。ストーリーは、ある北欧の国で殺人ウィルスによる細菌兵器が開発中にサンプルを盗まれるのね。それが盗んだ奴が逃走途中事故にあって、ウィルスが世界中に拡散され、人類がほとんど滅亡するの。その滅亡してく様子がこれでもかってくらい克明に描かれる。…ところが唯一、年間通じ低温で世界から隔離された南極観測隊の人間だけ生き残る。…ところが潜水艦による定期調査で米国ワシントンに大地震が起こる事が発覚!郊外にある核ミサイル基地が破壊されるとミサイルがロシアモスクワへ発射され、同様にモスクワ郊外のミサイル基地が破壊されると報復ミサイルが米国に…しかもロシアのミサイルは南極に飛んで来る可能性が!…って訳で南極から日本人隊員がワシントンホワイトハウス地下のミサイル停止ボタンを押すために単身米国へ帰らぬ旅に向かう!地震が起こる前に!…って話が、映画を見たら何と日本人隊員と米国の女性隊員のラブストーリーになっていた!(草刈正雄とオリビアハッシー主演)…あれほどガッカリした映画も無いな!…ってことで凄い衝撃作品てしたね! …深作欣二にガラでも無い作品撮らすからこんな事になるんだよぉ😠❗と毒づいて帰りました。ケッ!
  • >森緒 源様

    すみません、苦笑しながら拝読しておりました(^^;

    僕も原作は読みましたよ、『復活の日』。
    凄まじかった。あんな衝撃、人生で何度味わえるかどうかというレベル。ハンマーで頭を強打されたかのような、とんでもない読書体験でした。

    あのラスト(敢えて書きません・笑)、博士の独白で〆るのは、まさに人類の復活とその過程における憂慮と希望、それらすべてを内包していて、非の打ちどころがありません。圧巻。もしこのコメントをご覧の方で未読の方がいらっしゃいましたら、心から推薦致します<(_ _)>

    ……で、映画版ですか(大汗
    いや、未見なので僕が汗をかく必要はないんですけれども。『ま、衝撃はだいぶ薄れてしまうだろうな』くらいは思っておりましたが、随分と安易な作りにしてしまったものですねえ……。

    原作も映画版もよかった作品としては、『羊たちの沈黙』とか『告白』なんかがあります。個人的意見ですが。
    あー、『64』とか『ソロモンの偽証』とかも読みたいんだよなーorz

    他にも語りたい作品はありますので、森緒さんもよろしければバンバンコメントくださると望外の喜びです(^^)
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