📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346ご愛読&応援ありがとうございます。🙇
🖋昨日のPVは10983。更新してなんとか1万キープというところ。
→週末に期待しよう。㊡
🖋累計PVが9.28Mを超えました。🎉✨
→目標「1000万PV」まで、あと72万。🚀🪐
🖋作品フォロワー数が13500人を超えました。🎉✨
→節目の13500人目は「@nori-sen」さんでした。(たぶん)
🖋応援💗数が282k個を超えました。🎉✨
→力強いご声援に支えられて、日々執筆に挑んでおります。😊
🖋新エピソードは明日公開。ルネッサンスの中核となるべき騎士階級に、反魔法・反ウニベルシタスの動きがあるとのうわさ。真相を確かめるべく、マルチェル、ドイル、ドリーの3人が王都に向かいます。
旅先でもドイルの頭脳は思考を止めない――。
📖「第607話 それはそれで興味深い現象だね。」(予告)
📄ドイルたちウニベルシタス一行は、|魔動車《マジモービル》で王都までやってきた。
「僕としては滑空術という奴を体験してみたかったんだがね」
宿に落ち着いたドイルは若干残念そうに言った。
ドイルの部屋に、マルチェルとドリーが合流して翌日のために打ち合わせをしようとしていた。
「あれはそれなりに難しい。飛ぶだけなら我々にも何とかなりますが、お前を運んでとなると長時間は無理です」
イドで翼を創り出し、土魔法と風魔法を併用して推進力と揚力を得る。マルチェルでも真っ直ぐ飛ぶことは可能だが、空中機動にはセンスと経験が必要だった。
「わたしの方がマルチェルさんよりはましだと思うが、自在に飛べるとは言えないな」
若さを生かして「飛行時間」をそれなりに積み重ねたドリーでも、人を抱えて飛ぶのは無理だ。
もちろんドイル自身はまったく飛べない。土魔法を使って跳び上がることはできるだろうが、飛躍の頂点に達したら後は落ちるしかない。まったく訓練を積んでいないのだから当然の状態だった。
「ステファノはアバターを介して従魔の経験を共有できるからな。あれはいかさまに近い」
「ですが、その前に|魔視脳《まじのう》覚醒からアバター解放にまで至る必要があります」
マルチェルがドリーに釘を刺した。
「アバターか。あれも|手《・》|ご《・》|わ《・》|い《・》。|太陰鏡《ルナスコープ》を使ってから5年たってもアバターを覚醒させた人間が1人もいないからね」
ドイルの言う通りだった。あのヨシズミでさえギフトの進化は得たものの、アバターの解放には至っていなかった。
「ステファノだけの特殊な才能なのだろうか?」
「彼の言葉ではハンニバル師やサレルモ師にもアバターの存在を感じたようですよ?」
ドリーの疑問はマルチェルの補足によって修正された。「上級魔術師だけの特殊な才能が存在するのかどうか」という命題に。……
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