📖「第514話 ジョバンニは、後も見ずに逃げ出した。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16818093073306794546+++++
📄音無しのジョバンニこと、ジョバンニ・ランスフォード卿。国王ヨハン陛下の護り刀にして、最強の剣客。
飯綱使いクリードの師でもあった。
「どんな人だったんでしょう?」
「なあに、おとなしそうな少年だったよ。お前さんみたいにな」
旅装だったが、身につけたものは身分の高さを思わせる上等なものだったそうだ。おつきの侍女を1人連れての旅の途中だった。侍女も若く、見目麗しかったと村人は記憶していた。
「そんな|めんこい《・・・・》娘なんぞ連れてたら、盗賊が見逃すわけがねぇ。村に入ったところで目をつけられちまったんだ」
6人の盗賊が旅の男女を取り囲み、女を差し出せと迫った。
「そしたら、泣き出しちまってよぉ」
「その娘がですか?」
「うんにゃ、ジョバンニっていう若い衆の方さ」
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📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346🎬「ハリウッドよ、これが異世界ファンタジーだ!✨」
(「第4回 一二三書房WEB小説大賞」一次選考突破!)
魔法の秘密に迫る、「シン・異世界ファンタジー🏰」。
今回から若き日の剣士ジョバンニによる盗賊退治のエピソードです。
ぜひ読みに来てね~!🙏😊