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📢更新しました。「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙‍♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」

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📕「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙‍♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
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第441話 あれはわたしの妹だ。

「魔術学科長室に出頭せよ」

 その連絡を受けて、ステファノはマリアンヌ学科長を部屋に訪ねた。

「入れ」

 部屋の中から促されてドアを開けると、マリアンヌの他にもう1人、中年の見知らぬ男が座っていた。
 黒ずくめの上下に、金髪碧眼。がっちりとした体格だが、背は中背よりも低めかと思われた。

 ステファノは、男の瞳に見覚えのある気がした。

「ステファノ、そこに座りなさい」

 マリアンヌに示されたのは男の正面にあるソファであった。
 マリアンヌ自身は2人の間に座っている。どちらの様子も横目で視野に入れられる。

「こちらは上級魔術師のハンニバル師だ」
「えっ? ハンニバルさんて図書館の……」

 ステファノはマリアンヌの紹介を聞くなり、上級魔術師として高名な「|土竜《もぐら》のハンニバル」を思い出すよりも先に、図書館のハンニバル司書を思い出した。

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