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📢【🌞昼の宣伝】「🖥うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」【完結】

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)
📈2023.05.12朝時点のコンテスト順位:398位/1194作品

📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇

◆レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。

◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!

◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏

📕第12話 強くなければ生きていけない。俺の名はダーティ・トーメー。なんちって。

 格好いいじゃん、トビー。

「|鳶《とび》じゃない鳥に『トビー』と名付ける感覚が問題ニャ」
「ああ。そこね? まあ気にしなければいいじゃん。名前を使うのは身内だけだし」

 子供を世に出す訳でも、芸能界デビューさせる訳でもないからね。気にしたら負けよ。

「ネーミングセンスはともかく、物にこだわらない感性は成仏に向いてるニャ」
「褒め方がなあ……。素直に喜べないよ」

 さて、トビーはアロー以上にナノマシンが憑依しているんだよね。ということはやっぱり、以心伝心でいうことを聞いてくれる訳だ。

「よし。来い、トビー!」

 右手を構えると、地面からばっと飛び上がってトビーが前腕に停まってきた。

「あつつ……。やっぱり爪がちょっと痛いね」

 そっと掴んでくれてはいるが、落ちないようにある程度の力で爪を立てなくてはならない。

「これは手甲か腕輪を装備した方がいいね」

 自動回復で傷は残らないが、腕に停めるたびに流血していては格好が付かない。今日の所は、布を巻いておこう。
 中二病的な外見になるが、救急キットの包帯を手首に巻いた。

「思った以上に軽い!」

 飛ぶために必要な筋肉以外、骨と皮しかないと言ってもいい。

「|鶏《にわとり》とは訳が違うニャ」

 飛べない鳥はただの|鶏《とり》さ……。……

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