• 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他

📢【🌄朝の宣伝】「🖥うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」【完結】

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)

📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇

◆レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。

◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!

◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏

📕第9話 取り調べを受けるならきれいなお姉さんに限る! えっ、もう釈放ですか?

「おい。起きろ!」

 朝食後の睡眠を楽しんでいると、見張り役の衛兵に怒鳴られた。デリカシーの無い奴だ。女に持てないぞ?
 モソモソ起きると、留置場に誰か来ているようだ。あれ、まさかのお姉さん? しかも、かなり綺麗目の。

「失礼いたしました、メラニー様!」
「起きたのか。話はできるな?」

 お姉さんは返事も聞かずにカッカッと、鉄格子の前まで近づいてきた。良い匂いするね。

「お前がトーメー……だな? なぜヘラヘラしてる?」

 あ、お姉さん臭を嗜んでたら、顔が緩んでいたらしい。

「おはようございます。どちら様ですか?」
「ふむ。話は通じるようだな。わたしはゴンゾーラ様の秘書、メラニーだ」

 ほー、男言葉の美女って実在するんですね。貴重、貴重。

「どうも。ご紹介に預かりましたトーメーです」
「メラニー様、こちらの椅子をお使いください」

 衛兵が高めの丸椅子を持ってきて勧めた。

「うむ。トーメー、お前はなぜ留置されたか分かっているのか?」

 足の組み方、かっこいー! スカートじゃないのが残念。

「おい! 聞いてるのか?」
「――あっ、はい。聞いてます。何て言うか窃盗みたいな疑いでしょうか?」

 焦った。余計なこと考えてるとダメだな。集中しよう。……

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する