本日の投稿で、『代償θ』第一部完結となりました。
二カ月に渡る連載で、UPした文字数が20万字弱。下書きは10万字と少しだったので、2倍近くに増えたことになります。
本筋は下書き通りで変更はありませんが、WEB連載の利点を活かして、加筆部分の所々に皆様から頂いた応援コメントや☆レビューのご意見が反映されています。
第一部は、転生前からの約7年間、舞台となる異世界の世界観と、主人公が持つ特殊能力の背景に基づく物語でした。
転生するまでに丸々一章、能力開発が終わるまでに更に一章強と、主人公が出遅れ系なら、ストーリー展開もスロー進行。
昨今のWEB小説の流行りであるテンポよくサクサクの真逆をいく構成なのに、沢山の読者の方が読み続けて下さったのが、大変ありがたく、嬉しかったです。
同じ世界に転生したクラスメイトたちがどうなったのかは、第二部以降に持ち越しです。第一部第一章に残る伏線の回収と共に現れると思います。
第二部については、主軸となるストーリーは決まっていますが、まだアウトラインの状態です。しばらくは、書き溜めのための時間を頂き、第一部と同じようなスタイルで連載を再開する見込みでいます。
休載期間中は、近況ノートに『代償θ』に関する短文を掲載する予定ですが、第一部で否定的なご意見が複数あったものに関しては、サポーター限定になると思います。
では、また第二部で。皆様にお会いできたら嬉しいです。
漂鳥