よう、古城ろっくだ。……と、ちゃんと自分の名前で挨拶できるこのサイトが大好きだ。
なろうで不正取得したアカウント(堂々と言うスタイル)を使って、友人たちの活動報告を見ていたら、さ。みんなで面白そうなバトン回してんだよ。
で、僕もこっちに輸入してきた。え?なろうで語らないのかって?
ないない。
さて、本題だ。やってみよう。
【自分はさておいて創作を語るバトン】
① あなたの筆名を教えてください。
古城ろっく。ちなみに苗字が古城とか、名前がろっくとかじゃない。古城ろっくでワンブロックだ。
② あなたの代表作は?(1~3編)
1、チャリンコマンズ・チャンピオンシップ
2、スポーツ自転車はじめたら美少女店員が『様』呼びでついてきた件
3、特になし
③ 自作の中で思い入れの特に深い作品は?(1~3編)
上記と同じく。
~小説を書くにあたって~
④ 主題(あるいは話のネタ)はどのように発見していますか?
小説を書くために主題を探した覚えはない。漠然と生きてたら何か書きたくなることがあるんだ。その時に書きたい形態(漫画でも絵でも音楽でもいい)で表現すればいい。
例えば、僕は本来ならただの自転車好きで、小説は好きじゃなかったんだ。ただ、この魅力的な自転車を主題に何か作りたいと思った時、小説が向いていた。それだけさ。
書きたい主題が無ければ書かないよ。無理して書く理由も、小説家を目指す必要も無いからな。
⑤ キャラ作りはどう行っていますか?
チャリチャンに限定する話だが、まず自転車を決める。あとはその名前や色、あるいは特性やメーカーの雰囲気、性能や評判からキャラを作る。
例えばGIANT ESCAPE-R3.1
これはうちの主人公の機体だな。カラーは当時5色あったが、その中でも空色が気に入った。だから主人公の名前が『空』ってわけだ。
エスケープと言う名前から、勝負から逃げたがる性格に設定。中高生の初心者がよく使う車体であることから、主人公も初心者で中高生に設定。ロードとMTBの中間であることから、男性と女性の中間みたいな見た目に設定。
あとはその設定に説得力を持たせるため、過去編や日常編を考えておくだけだ。ちなみにその過去編や日常編は本編でやらんでもいい。
⑥ 基本的なストーリーの作り方は?
自転車を美しく見せるためのコンディションを整え、そこで性能差を見せればいい。逆に言えば、性能差を見せるための舞台を整えるんだ。
例えばMTBがクロスバイクと違って未舗装路を走れるなら、その回のフィールドは未舗装路だ。必要であればバンクでも水たまりでもジャンプ台でも用意する。そして対決させるだけでいい。
⑦ あなたにとって、小説の『起承転結』とは?
プレゼンテーションだ。
起で、今回紹介する車体を出す。
承で、その車体の魅力を伝える(実質、結である)。
転で、その車体に弱点があるんじゃないか(あるいは、承で語った魅力が嘘ではないか)と問いかける。ディベートだ。
結で、やはりその車体が魅力的だったと証明する。
ちょっと論文みたいだが、論文との違いが一か所ある。論文は結論ありきで書いてはいけないが、小説は結論ありきで書いていい。
⑧ー1 ストーリーを書くにあたって気をつけていることは?(構成的な面から答えてください)
キャラの会話パートを挟みつつ、自転車の性能以外にもフォーカスを当てることだな。技術、筋力、体格、知識、経験、その他もろもろ。自転車はいろんな要素で出来ている。だからいろんなフォーカスを当てる。
⑧ー2 文章を書くにあたって気をつけていることは?(技法的な面から答えてください)
あんまり単調な音にならないように気を付けている。本当は読み上げソフトでも導入したら、音を確認しやすいんだろうけどな。今は自分で読んで判断しているよ。
⑨ タイトルはどうやってつけていますか?
その時による。例えばチャリンコマンズ・チャンピオンシップは、よくあるロードバイクの物語だと思われないように気を付けた。
だからロード乗りが使いたがらない『チャリンコ』という表現を使っている(ロード乗りはあれをロードもしくはバイクと呼ぶ)。ちなみに『チャンピオンシップ』もロード乗りが使わない単語だな。大概『ツール・ド・○○』になるんだ(笑)
⑩ その他、創作への思い入れを自由に語ってください。
個人的には、創作自体に思い入れはない。呼吸するように何かは生み出している。それを形に残すかどうかの違いだ。
ただ、小説とはちょっと違う話だが……
見てみたいんだ。自転車が多くの人に、本格的に利用される世界を。
⑪ このバトンを渡したい人を、3人まであげてください。
(受け取りは自由です)
誰でもいい。3人と言わず誰でもこっそり持って行け。コメントに「持って行きます」って書いてくれると、僕も見に行く楽しみが増える。