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九龍城砦の設定

九龍城砦 東洋の魔窟の小説の設定集を前々から準備はしておりましたが、リアルが忙しくて、なかなか設定がまとまらず(量が膨大なんです)

カクヨムに作品も移行する時に一部内容も変えてお送りしてるためと、タイトルからしてどんな小説なの?どういう背景なの?って言うのを一部ご紹介。

一番分からないのって組織図だと思うんでざっくりとご紹介。



九龍城砦
1990年代初頭まで存在した東洋最大級の巨大スラム街。有象無象ひしめくカオスな見た目と、香港の黒社会の中心地であり、一度入れば二度と出られない『魔窟』と呼ばれている。中国系の他に不法入国者など、様々な事情の人間が住む。


東西 西城路
主人公ヤスの拠点となる地区。市民の団地や玄関市場、学校や娯楽施設などがある比較的治安のいい居住区で、メインストリートである龍城路のほんの一部。
東西は、九龍城砦の後ろ側に位置する砲台の位置する領域の名称。

北南
九龍城砦の表側、元要塞だった九龍城砦の門側にある本領域であり、黒社会のマフィアの事務所などが多くある。治安は悪いが、返還宣言でもっと悪化している。


光明街
名前とは反対に、より地下階層にある。町内会の事務所があり、阿片窟や売春施設などが多く存在する地区。小説内では小さく見えますが、結構規模は大きい。未成年者の売春施設も存在し、町内会が経営していた孤児院の子や面倒を見ている孤児達はそこで働きながら学校に行っている。


町内会
中国マフィア三合会の傘下にあたる東西の統治者で、光明街の劇場が拠点。ラオがボス。彼らの規律を守ってさえいれば害はないが、それ以外には容赦がない。比較的よそ者に寛容な姿勢は見せている。
スクールカーストの面倒を見ておりパトロンでもあるが、基本嫌われている。イベント事が好きでよく主催で祭りを開いて指揮している。売春組織や賭博、麻薬シンジゲートも管理しているが、ほとんど経営はスクールカーストの女王に任せている。


スクールカースト
 女王と呼ばれる甄冥儷を中心とした若者中心の自警団。拠点は学校だが、あくまでも未成年者の活動領域を守ってるだけであり本拠地は不明。
スクールカーストの名は学校階級のヒエラルキーを皮肉って誰かが付けたもの。
 正式的な名前は不明。女王の他に王がいるが、名前を出すだけでも厄神に触れるとして暗黙禁句としている。自警団の他にも、イベントや劇団等の活動も好んで行っており、住民からは親しまれている。裏では町内会からの汚れや三合会幹部相手の営業等の仕事を否応なく回されている。


九龍砲台学園
東西にある小中高の一貫校。九龍の住民により作られ、規模は大きく人工の芝生や校庭などがある。近くに小学校も別校舎で存在する。本国人の他にも他の人種の生徒も通っており、インターナショナルな校風。

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