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読み解くヘロイン

と言う訳で、僕は「堀さんと宮村くん」が好きです。ハイティーンの時分の自分の自意識を支えたのは「ソラニン」と「プラネテス」とホリミヤです。

ルックス以外は僕と重なる部分の多かった気がする宮村に自己投影と自己陶酔をしたことが多い。

まあ決定的に違うのは、僕は堀さんとは出会えずに不毛な恋愛を重ねたりしたことくらいだ。
今期のアニメで言うならば、鳴海に会えない眼鏡のイフみたいな感じ。

それについて自分語りをすれば長くなるので無理矢理ながら簡潔に完結を述べるが、ピアスもタトゥーも良く考えてやろうね…って、違うか。

僕もホリミヤ的に、心の傷やどうしようもないコンプレックスに触れる物語を書きたいよねって話。

というのも…いつもながら、「こういう物語を書きたいよね」って青写真を述べるだけの夢見がちな自分語りかも知れない。

けれど、そんな青い妄想を抱きながら布団に足を入れます。おやすみなさい。

2件のコメント

  • ご無沙汰してます。

    わかるのが、プラネテスだけですが、ちょっと人に勧めるなら外れないマンガとして、保存用の本棚に並んでいます。
    ハチの親父のゴローさん(無敵)と、あとあの宇宙船作ってる怖い人ロックスミス(無敵)が好きですが、
    思い出すとどの人も描かれ方が厚くて、みんな好き、ジョジョのイタリア編と一緒。「ここも宇宙だ」とか知らず染みついていた先入観をいくつも改めさせられた作品です。

    ソラニンはセンシティブな空気を感じて、足が遠のいたままですが、映画にもなっていて気になってました。


    そうした物語、心の機微にメスを入れるようなことをしたくもあり、でもやっぱり直視からは逃げてしまい、追体験するような痛みに冷静ではいられずに、書きたいまで行きません。
    恋愛小説家ってすごいな。
  • 日竜生千 様

    こんにちは、お久しぶりでございます!!

    プラネテスの話題に食い付いて頂けるとは嬉しいです!
    ゴローとロックスミスは良い感じにネジが切れていて憧れますね。どこまでも純粋なエゴの塊って感じが格好良いです。
    けれど私はユーリやフィーの叔父の様な不器用で人間臭いキャラの方が好きだったります。

    ソラニンはまだ拝見されていないようなので、漫画版をおすすめしたいですね。
    映画もキャストの熱演やBGMが素晴らしいなどの美点はあるのですが、原作に漂う、胸が詰まる様で穏やかでありふれた「空気感」がやはり欠けているようにも感じるのです。
    なので、青年の生々しい息苦しさを感じたいのであれば、是非コミックスを手に取って頂きたいです(ダイマ)

    確かに読者をハラハラ・ドキドキさせたり、時に甘酸っぱく苦々しい気持ちにさせる恋愛小説を書ける方は凄いですね。どれだけ人の心の機微を知り尽くしているんだよと言った気持ちです。

    最後になりますが、「堀さんと宮村くん」も良いですよ? Webでも読めますよ?
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