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https://kakuyomu.jp/works/16817330663874866572/episodes/16818093079850210265以下、各応援へのお礼です。
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タンティパパ(猫部)様、中村 青様、那智 風太郎様、くろべる様、果物ナイフ様、櫻井金貨様、こい様、王白アヤセ様、本城 冴月(ほんじょう さつき)様、刹那様、からは応援コメントを頂くことができました。ありがとうございました。
また、たくさんのフォローや応援(♡)ありがとうございました。
漏れがないように気を付けていますが、もし万が一あった場合は申し訳ありませんm(_ _)m
【重要】
第四章(前編)は第97話+幕間を予定しています。
推敲過程で話数が増える可能性があります。
【雑談】
「カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト」の中間選考を突破した皆様、おめでとうございます!
近況ノートから「中間選考突破」の文字がたくさん流れてきて、私も嬉しくなりました。
願わくば、この流れに乗って受賞できますように( ̄人 ̄)
以下は、読者様向けの説明です。
作者の皆様におかれましてはスルーして頂ければと思いますm(_ _)m
【本日更新分の補足】二重所属について
群れには大きく分けて四つの階級が存在します。
・六妃
・姫位
・市民
・奴隷
六妃は、黒陽の母や、学園長・青蘭に与えられた最上級の階級。
姫位は、女教師や学園職員などの龍人女子に与えられる階級。
市民は、他種族に与えられる階級。学生もここに相当します。
奴隷は、群れ同士の闘争における敗者に与えられる階級。人間社会でいう奴隷とほぼ同じ扱いを受けます。
本日更新分では、龍皇の群れと二重所属の状態にあると紅蘭が言っていました。
龍人社会では縄張りを侵犯することは許されませんので、学園に入学する際に、一時的に龍皇の群れに所属するという体裁を取ります。これにより学生たちは市民階級を割り当てられ、龍皇の庇護下に置かれます。
しかし、これはあくまで建前であり、正式に所属したわけではありません。
では、学生たちが正式に所属する群れとは何かと言えば、それは親の群れです。つまり、親の群れに所属しつつ、龍皇の群れにも所属するという体裁が取られるわけです。これが二重所属の状態に当たります。
また本日登場した奴隷は、闘争における敗者に与えられる称号なので、彼女たちが所属しているのは親の群れではありません。親とは別の群れに支配される形で所属しています。
この時、龍皇の群れでの身分は学生(市民)となりますが、正式に所属する群れでの身分は奴隷のままであり、両者の間で身分に競合が起きます。龍皇の縄張りにいるのだから、扱いは学生(市民)になるだろうと思われるかもしれませんが、そうはなりません。なぜなら二重所属によって競合する支配権は、正式に所属する群れの方が強いからです。
例えば、次の立場の三人がいたとします。
群れAに所属するA子さん。(奴隷)
群れAに所属するA男くん。(主人代理)
群れBに所属するB子さん。(主人代理)
この時、A子さんとB子さんは対等です。なぜなら群れが異なるため主従関係はなく、同じ学生(市民)として扱われるから。同様にA男くんとB子さんも対等です。
しかし、A男くんとA子さんは同じ学生(市民)でありながら、群れAで主従関係が結ばれているため、対等にはなりえません。この主従関係は学園規則をも超越するので、教師たちは口を挟めないのでした。
複雑な設定なので、紅蘭との会話だけじゃ伝わらないかと思い補足を書かせて頂きました。