「第36話 女教師たちの酒場」及び「第37話 最高幹部会・六妃会談」で出てきた身分制度について、補足の説明となります。
※この身分制度は国ではなく、群れ単位に敷かれています。ここでは龍皇の群れにおける役割を記述しています。
●六妃
群れを統括する六人の妃の総称。
正妃……最初に迎え入れた妃に与えられる称号。序列第一位。最高責任者。
将妃……序列第二位。軍事の総司令官。
賢妃……序列第三位。宰相。内政の統括を行う。
仁妃……序列第四位。司法機関を管理・運営。
忠妃……序列第五位。領土内の治安維持部隊を率いる。
盟妃……序列第六位。教育施設の管理・運営。
●姫位六階級
群れの中核を担う人材に与えられる階級。
龍人女子は奴隷を除いて、姫位を与えられる。
武姫……六妃に次ぐ実力者に与えられる階級。妃直属の部下や、主人を守護する精鋭が該当する。学園でいうと、女教師たちを指す。
文姫……戦闘は得意ではないが、知識面で群れをサポートする人材へ与えられる階級。群れの頭脳を担っている。彼女たちがいなければ群れは経済的に立ち行かなくなるため、重用な役職である。学園でいうと、座学の教師。
剣姫……戦闘力に優れた人材に与えられる階級。主に、軍事部隊、治安維持部隊などの小隊長に割り当てられることが多い。学園でいうと、警備主任。
戦姫……戦闘力のある人材に与えられる階級。主に、剣姫の下について任務にあたることが多い。学園でいうと警備員。
華姫……非戦闘員。主に接客などのサービス業を担当する。学園では事務職員、もしくは各商業施設の店員。(バーテンダーもここ)
応姫……非戦闘員。主に運搬業などの流通サービスを担当する。学園に物資を搬入しているのは彼女たち。